世田谷区N様邸|雨漏り診断士が外壁塗装で雨漏りを直します!

1. 世田谷区 N様邸 外壁・屋根施工事例(2016年12月10日 完工)

1-1. 塗歴・時期・工期

塗装履歴:2回目の外壁塗装 日程:2016年/平成28年
10月31日~11月25日
工期:21日間以上
(休工日含む)

1-2. 築年数・構造・外壁種類

築年数:20年以上 構造:木造/モルタル/3階建て,構造:木造/サイディング/2階建て 外壁の種類:吹き付けタイル(艶有り)

1-3. 足場・外壁・屋根・予算

足場:201㎡~220㎡ 外壁:181㎡~200㎡ 屋根:41㎡~60㎡ 予算:150万円~200万円

1-4. 外壁塗料・屋根塗料・色

外壁塗料:SK化研/水性セラミシリコン
外壁塗料:その他の外壁塗料(水性弾性セラミシリコン)
塗装色:SR-406
屋根塗料:その他の屋根塗料(水性クールタイトシリコン)
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:日本ペイント/ファインウレタンU-100
塗装箇所:雨どい・破風板・ヒサシ・基礎水切・シャッターBOX・門扉・等

1-5. その他工事

雨漏り改修工事 FRP防水再施工工事
世田谷区環境配慮型リノベーション補助金を申請

1-6. 雨漏り改修工事等概要

散水調査 赤外線サーモカメラにて雨漏りの経路及び侵入カ所を調べます
防水工事 FRP防水(ガラスマット施工)
室内解体・復旧工事
リビング壁面石膏ボード解体・復旧 大工工事
点検口取り付け
クロス工事

1-7. 塗装のビフォー・アフター概要

屋根塗装工事前(ビフォー)

屋根塗装工事後(アフター)

2. 工事のきっかけ(N様と花まるリフォームとの出会い)

リビングN様のお家は2回目の塗り替えです。
外壁塗装のお見積りを取ろうと思われたきっかけは以下の3点です。
・前回の塗り替えから10年が経ったこと
家を長持ちさせるには定期的な塗替えが必要だと感じていたこと
・内装リフォームをした業者さんから外壁のヒビ割れに付いて指摘があったこと(訪問販売の業者も何度も来たそうです…)

そんな時、リビング新聞に載っていた花まるリフォームの小冊子プレゼントにご応募頂いたのが、N様と花まるリフォームとの出会いでした。
N様からは、小冊子のお申込みと同時に「見積りに来てください」というお電話を頂いてうかがうことになりました。

小冊子プレゼント

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3. N様からのご相談・・・【雨漏りの改修】

N様のお家にお見積りに伺うと…
おとといの雨で、急に雨が漏ってきた」
というご相談を頂きました。

雨が漏ってきた場所は、リビングのサッシ枠の下です。クロスが破れている場所から雨水が出てきたので気が付いたそうです。

よく見るとクロスが「のれん」状態になっていて、中の石膏ボードが無くなっていたので、許可を頂き剥がしてみると・・・
ボードが水でふやけてボロボロに落ちていて、雨水が完全に入っていました

4. N様邸の工事のテーマ

4-1. 雨漏りの改修 ~雨漏りの改修で室内の解体が必要な理由~

雨漏り改修工事を成功させるポイントは意外と簡単で、漏っている場所を解体して原因を無くすのが一番の早道です。
解体を行うと工事が大きくなり費用がかさみますが、実質的に雨漏りを直す為にはそれしか方法がありません。

誰もが、何とかピンポイントで雨水の侵入口を塞いで雨漏りを止まった事にしようとしますが、それは対処療法的な施策であり、非常に制度の低い工事になります。
そのポンポイント療法が悪い訳ではありませんが、確実に雨漏りを直そうと言うのなら、外壁・内壁の両方を解体をするのが確実です。

N様邸の雨漏りの改修プランは上記の点を踏まえ、室内側の壁一部を解体する事になりました。

室内の壁を取ると、柱と外壁側の壁が見えて来ます。
その後で散水調査を行うと雨水の侵入経路が分かり、外側で雨を止めるのにどんな手を打てば良いのかが分かりやすくなるのです。

4-2. ヒビ割れの対策 ~弾性マスチック工法が有効な理由~

さて、N様邸では外壁塗装のきっかけが「ヒビ割れ」でした。
写真のヒビ割れ箇所は雨漏りで解体する室内の外側に当たります。

この部分が一番ヒビが入っている場所(西面)ですが、外壁の北面にもヒビがあります。

そこでヒビ割れの多い北面と西面の2面の外壁は、ヒビ割れ対策として【弾性マスチック工法】で塗装を行う事にしました。
弾性マスチック工法は通常の塗装とは違い、ゴム系の厚伸縮する層を塗って厚みを付けます。
そ塗料の膜の伸縮性により、今入っているヒビが表面まで割れないようにします。
弾性マスチック工法の上には、弾性塗料を上塗りとして塗らないといけません。
この部分には水性弾性セラミシリコンを塗ります。あとの2面(南面・東面)はにはヒビ割れは少なかったので、通常通りの塗替え工程を水性セラミシリコンで塗ることになりました。

水性セラミシリコン←※水性セラミシリコンの特徴はこちら

4-3. バルコニーアクセント部分の改修

バルコニーアクセント部分に貼ってあった「シート状建材」

剥がれ掛かっていた為、一部を撤去してジョリパット仕上げに変更する事になりました。

 

5.工事開始

5-1. 足場

5-2. 室内壁 解体工事・散水調査

石膏ボードを取り外すと、このように雨漏り箇所がハッキリ分かります。

両方の雨漏りの原因は別々のようです。

解体で判明した箇所を中心に、雨水の侵入経路を見つけて行きます。

足場に散水ノズルを固定しておき、しばらく待ちます。

雨水の侵入経路がハッキリしました。

応急処置としてクラックをコーキングで埋め、今後の対策工事はN様とご相談します。

室内側のボードは復旧し、点検口を取り付けておきます。

5-3. 高圧洗浄

屋根の高圧洗浄です。N様邸は屋根が急傾斜なので屋根に足場を組んでいます。

外壁の洗浄

外壁の種類:リシン吹き付け(艶消し)

 

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5-4. 屋根塗装下塗り・中塗り・タスペーサー取付け

屋根下塗り【エスケー化研:水性クールタイトシーラー】

屋根下塗り

屋根下塗り【エスケー化研:水性クールタイトシーラー】

屋根中塗り。色は遮熱効果の高いグレーです

屋根の中塗りが終わった段階でタスペーサーを入れます。箱はこのような感じで、500個入っています。
タスペーサーを入れて行きます。
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5-5. 屋根上塗り SK化研:クールタイト(CLR-106色)

タスペーサーを入れ終え、屋根の上塗りです。基本通り3回塗りです。

施工後の屋根です。遮熱塗料クールタイトのグレーで塗装。

5-6. 外壁下地処理シーリング

屋根が終わり、外壁を塗装します。まずは下地処理からです。

帯板の上部継ぎ目は雨水が溜まり、劣化して中に水が入ってしまうのでシーリングをします。

雨漏りの用心の為、サッシ廻りにシーリングをします。

※雨漏りが無ければシーリングは必要ありません。

5-7. 外壁下塗り(水性ソフトサーフSG)

外壁の下塗りは、微弾性フィーラーの水性ソフトサーフSG

水性ソフトサーフSGで下塗り。

5-8. 外壁塗装(北面) 水性弾性セラミシリコン(N-85)

外壁の弾性マスチック工法の塗装です。
マスチックローラー(砂骨ローラー)を使い、ゴム系の弾性層を作ります。

弾性マスチック工法の主材。
エスケー化研:レナフレンド

弾性マスチック主材パターン付け(1回目)

マスチック工法では【マスチックローラー】(砂骨ローラー)という専用のローラーを使って塗ります。

マスチック工法特有の波型凹凸模様が出来ました。

レナフレンドは弾力性のある(ゴム系)の下地材です。

この上には水性セラミシリコンの弾性バージョンを塗ります。

マスチック工法の厚膜弾性層の塗装(パターン付け1回目)が終わりました。

翌日、マスチック工法の2回目を行います。
マスチック工法の弾性主材層は、1回では厚みが足りないので、花まるリフォームでは必ず2回塗り重ねます。

波型模様がしっかり付きました。
この厚みが伸縮して外壁のヒビを抑えます。

パターン付けのされた、バルコニーの内部。
ちょっと狭いので大変でした。

バルコニーの上側の外壁もパターン付けが終わりました。

 

5-9. 車庫内の外壁中塗り・上塗り(南面・東面) 水性セラミシリコン(N-85色)

続いて外壁の上塗りです。
はじめに一般仕様の東面・南面を塗装しました。

車庫内の外壁の中塗りです。

車庫内の外壁上塗り

5-10. 弾性マスチック仕様 外壁中塗り・上塗り(北面・西面) 水性弾性セラミシリコン(N-85色)

弾性マスチック工法の中塗り・上塗りは、水性弾性セラミシリコンで行います。

弾性塗料で外壁の北側を中塗りします。

中塗りが乾いたら上塗りをします。

塗装中の外壁。

施工後の外壁です。

 

5-11. バルコニー外壁アクセント部塗装 ベルアート(AC-2214)

N様邸のバルコニー外面はベルアートでパターン付けをします。

下地を直してから、新しくパターンを付けて行きます

今までとは違う風合いの柄でバルコニーの外面を仕上げました。

5-12. バルコニー雨漏り改修防水工事

N様邸の工事、最後の仕上げはバルコニー内の防水工事です。
雨漏りの原因となる部分を予防出来るように、新しくFRP防水を行います。※厳密にはもう一手間掛ける工事が望ましいのですが、外部も解体しなくてはならないため、N様と相談した結果コストパフォーマンスも考えて今回の工事内容になりました。


6. 施工後の各部チェック

足場撤去前の最終チェックを行いました。
足場がある内にチェックを行わないと手直しが不可能になる為、各部を確認します。

足場のメッシュシートを外してチェックします。

急傾斜の屋根はグレーで太陽光を反射させます。

外壁の弾性マスチック面です。
指で押すと弾力があるのが分かります。

バルコニーのアクセント面です。
ベルアートのキャニオン柄になりました。

7.工事が完成しました!

7-1. 外観各部完了検査

足場が取れてスッキリしました

雨どい・サッシと外壁のコントラストも良い感じです

新しくなったバルコニーのアクセント。
気分もリフレッシュです!

北側も綺麗になりました。

7-2. N様と完成記念撮影

PC100442_480.JPG

完成記念写真を撮らせて頂きました。

N様ありがとうございました!

 

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