ノンスリップシート

ノンスリップシート

ノンスリップとは

ノンスリップシートとは、塗装工事の際に塗料が飛散して汚さないように覆うビニール製のシートで、滑り止め加工が施されているものです。
正式に言うと、ノンスリップポリシートという名称になりますが、長いので「ノンスリップ」と呼ぶことが多いです。

養生

写真は床のタイルを養生している所です。
このグリーン色のビニールが「ノンスリップ」です。

養生とは?

塗装の工程ではこの工程を「養生」と言います。
養生とは、塗料が余計なところに付かないようにあらかじめ覆っておく事やその覆うもののことを言います。

 

ノンスリップの特徴

ノンスリップは、その名の通り、通常の養生ビニールと比べて滑りにくいのが最大の特徴です。
色はグリーン系が多いですが、ブルー系のものもあります。
ちなみに、養生ビニールはどれも使い捨てになってしまいます。

養生ノンスリップは半透明のグリーンが多い 養生ノンスリップだけでは無いですが、養生のポリシートは工事が終わったら捨ててしまいます。

ノンスリップの主な使用場所

主に人が歩く床を養生するのに使います。

外壁塗装の工事中には養生の上を何度も歩きますが、厚みがあるので破れにくいです。

養生ノンスリップを一番使うのが玄関前や玄関前の通路です。 養生床はタイルになっている事が多く、滑り止め加工が無い一般のホ゜リシートだと滑ってとても危険です。

ノンスリップのその他の使用場所

ノンスリップは、床以外にも屋根やバルコニーの床を養生するのに使います。

1階の屋根部分は汚してはいけないので養生をします。
屋根の上も工事中に歩く事になるので、一般のビニールシート(ノーポリ)だと滑ってしまい危険です。
また、ノンスリップの方が厚みがあるので重くてフワフワせず、厚みもあって破れにくいです。

養生屋根の上の養生にもノンスリップを使います。
普通の白い養生ビニールでは、歩くと滑ってしまいとても危険です。
養生バルコニーの床にもノンスリップを使います。

ノンスリップの規格

一般的に使う白いビニールは0.02㎜です。
ノンスリップの厚みは0.1㎜と5倍も分厚いので、主にまた、厚みが5倍あるので歩いても丈夫で破れにくく安心です。

養生一般的なノンスリップの形状
筒状のロール巻きになっている。
長さは1.8m
この他にマスカータイプのものなどもある
養生こちらはノンスリップでは無い一般のポリシート
1m幅で広げると2m幅になる。
一般のビニールシートは「ノーポリ」と呼びます。

ノンスリップの使用例

ノンスリップは地面の養生だけでなく、色々便利に使います。

養生植木の養生にもノンスリップを使います。 養生ノンスリップは厚みがあって枝や葉っぱがあっても簡単に破れないので便利です

床以外に使う普通のビニールシート

養生

通常、窓などを養生するビニールは、乳白色です。

こちらは一般的に【ノーポリ】と呼びます。

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投稿者プロフィール

高橋 良一
花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。