塗料色の選び方

多くの方を悩ませる『塗料の色』についてです。
塗料色の選び方
花まるリフォームでは、塗料の種類・場所等によって色の決め方が違っています。
屋根の場合は色数が少ないのでカタログを見ながら決めますが、
壁の色は塗装後のサンプルを取り寄せて比較しています。
今回は色をどう選んでいくか、それぞれご紹介します。
屋根は値段と色
屋根は希望が多い2色が特別価格になっており、費用面で色を決める方が多いです。
世田谷区や杉並区の補助金に使える106(グレー)、
補助金を使わない方は121(セピアブラウン)も選べます。
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この2色以外をご希望の方は、黒・茶・緑・赤系等から選ぶことができます。
補助金が使える色・使えない色、金額を見ながら決めていただくことになります。
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屋根の遮熱?
色が白に近づくほど遮熱効果が高いので、
106グレーは涼しくなったと言われることが多いです。
特に天井との距離が近い2階(最上階)や吹き抜け、金属屋根は効果を感じられやすく、
屋根裏等で断熱されている場合はあまり分かりません。
外壁は見本が大切
外壁は屋根と違って塗装可能な色が数百色と格段に増え、
ほんの少しの差でも好みが分かれてしまいます。
花まるでは、まずメーカーのカタログで候補を絞り込み、
実際に使用する塗料を塗った「塗板」というサンプルを作ります。
カタログ・塗板どちらも実際に壁に当てて考えるのがコツです。
蛍光灯は電球色・昼光色等の色がついていて、外で見ると色が違って見えることが多いのです。
この太陽光も実は曲者で、朝の光・昼間の光・夕暮れ時と色が変わります。
日がよく当たる場所、影になっている部分でも色が変わるため、
自分の思った色と選んだ色が一致することがとても難しくなります。
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外壁の遮熱は?
屋根に比べると、「遮熱効果」をうたう塗料が少ないのが外壁です。
外壁の場合は暑くなる8割が「窓」からの影響と言われており、
外壁が暖まって室内に伝わる、ということが少ないのです。
そのため外壁塗装には「見た目の涼しさ・暖かみ」以外で遮熱効果はほとんどありません。
「メーカーはカタログと全く同じ色の塗料が作れる」と思われがちですが、実は「作るたびに色が変わる」ことがあります。
機械で染料を測って入れても一斗缶(18リットル)に1滴入るか入らないかで違いが出るそうです。
塗装中に塗料が足りなくなって追加注文した時、塗装完了数年後に補修を使用する時、この色の違いが目立たないことをいつも祈っています。
特に濃い色は色の差が出やすくて気を使います。(渡辺)
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