雨樋の種類

今回は、雨から家を守る大事な雨樋の種類をご紹介します。
雨樋について
屋根に降った雨水を地面まで誘導するために重要なのが雨樋です。
それぞれにいろいろな名前がついていますが、今回は主な名称と塗装する際の注意点をご紹介します。
雨樋の種類
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雨樋は、屋根の先端・軒先にあるものを横樋(よこどい)や軒樋(のきどい)と呼びます。
その横樋から地面まで雨水を流す雨樋を縦樋・竪樋・立樋(たてどい)といいます。
横樋は集水器と呼ばれるマスがついていて、この集水器から縦樋へと雨水を流しています。
このマスが大きくて目立つことから、マスをスリムにして目立たなくさせたデザインの雨樋もあります。
雨樋の塗装色
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新築時に選べる雨樋の色は、白系・黒系・茶系がほとんど。
塗装になると、好きな色に調色することができるので、 使用できる色は無限になります。
雨樋は建物の外周にあることが多いので、建物と色を変えることで額縁のように線を見せることができます。
また、外壁と同じ色にすることで目立たせないことも可能になります。
雨樋あれこれ
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雨はベランダやバルコニーにも降ります。
その雨水は床面に一段低く作られた排水路で集めます。 その雨水をベランダの外側や下側から出して縦樋に合流させます。 |
雨樋と排水管直結 |
縦樋が地面に接する部分は、排水管に直結する場合と、地面に直接流す場合があります。
この排水管と雨樋は同じに思われますが、実は別物。 雨樋は板金屋さん、排水管(ネズミ色)は水道屋さんが設置します。 塗装の時には雨樋まで塗装し、排水管部分を塗り残すことがよくあります。 |
排水管との塗り分け |
お風呂・トイレ・台所等の排水管も水道屋さんが設置します。
汚れが気になる場合は、雨樋と同じ色か壁色と同じ色に塗る方が多いです。 ただし排水管だと分かりやすいよう「ネズミ色」に塗装される方もいらっしゃいます。 雨樋の塗装は見た目を良くするためで、寿命は変わりません。 |
ベランダに小さな透明のパネルの屋根をつけている場合、その雨樋の塗装をお願いされることがあります。
この屋根は一般的に塗装しないものとされているので、塗装しないと言うとちょっとがっかりされることがあります。
家全体がきれいになったのにパネル屋根の雨樋の退色が目立ってしまうと、気になる気持ちもわかりつつ、塗れないので悩ましく思うことがあります。(渡辺)
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東京・世田谷区にある直接施工の外壁・屋根塗装専門店です。
ご家族みんながHappyになれる丁寧で優しい施工がモットーで、ものづくり・子ども・ペットが大好きな会社です。
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