外壁塗装もインターネットで業者を選ぶ時代になりました。
「チラシや訪問販売の業者では信用できない・・・」「どんな会社なのか?どんな職人が来るのか?不安・・・」「もっと会社の中身がわかってから頼みたい・・・」こんな想いで多くの方々がホームページで業者を探し始めています。そして・・・
そうです。
・・・簡単そうで、いちばん難しいのが価格と工事内容の適正なバランスの業者を見つける事。・・・とは言え、一般の皆様では、その見分け方こそが難しい・・・。そこで、「危険な業者」に頼む事だけは回避する事ができるような、7つのチェックポイントを作りました。皆様の【ご満足のいく業者選び】のお役に立てればと願っています。
その1:直接工事を頼めるお店ですか?
ポイントは、直接施工店かどうか?(工事に来る人が、専属職人か外注業者か)
外注業者と専属職人の違いは、直接工事の品質と価格に関わります。
元請け→下請け→孫請け…といった外注構造のデメリットはその下の5つ。
- 無駄な中間マージンがかかる…
- 手抜抜き工事をされてもが分らない
- どんな職人が来るのか分からない
- 職人に工事品質へのこだわりがない
- 安かろう・悪かろうになりやすい…
ですから、依頼先の業者が専属職人工事店か、外注職人工事店を選ぶかが、依頼先を選ぶ上で最も重要な判断になります。
花まるリフォームは、直接施工店です。花まる職人(専属の職人)が工事を担当します。
花まるリフォームは、専属の職人が工事に来ます。直接施工のメリットは以下の5つ。
- 無駄な中間マージンが必要ない
- お客様の笑顔のために工事ができる
- どんな職人が来るのか分かる
- 工事品質へこだわり、職人が技術向上に努める
- 低価格で高品質な工事が提供できる
やはり、専属職人かどうかが、最も重要になります。
その2:代表者の姿勢が伝わりますか?
代表者の写真入り挨拶文が載っているかどうかで、その会社が本物の直接工事店なのか、下請け工事店なのかが分かります。
ホームページはその会社の方針をインターネットで世界中に発信するものですから、それ相当の気合いが入るもの。
その中に会社の代表者の挨拶がないのはちょっと変ですね。
私の知り合った全国の塗装会社の社長さんは、みんな専属職人を大切にし、若い職人さんを育てています。
そして、きちんと顔写真を載せてお客様に対しても、社員さんに対しても、会社の基本姿勢をきちんと語っています。
花まるリフォームは「ありのまま」を大切にしています。
私たちは、会社のありのままの姿をどれだけ伝えられるか?がホームページの役割だと感じています。
お客様はホームページからの情報をもとに「この会社はどうかな…?」と判断されます。
もしもその会社の本当の姿とホームページでの印象が違えば、そこに「がっかり感…」や「騙された感」が残ります。
もちろんそこには、会社の代表者の姿勢をきちんと表現する事は欠かせません。
(部分的に自己主張が激しすぎる部分があるのも自覚していますが・・・)
そんな部分も含めて、今では皆様にお会いした時に 「ホームページの印象そのままネ!」と言っていただけるようになりました。
やはり、きちんと顔写真を載せてお客様に対しても、社員さんに対しても、会社の基本姿勢をきちんと語る事が大切なんのだと感じます。
その3:職人さんを大切にしていますか?
【職人・スタッフ紹介】の充実度も見逃せません。
外注職人は、現場に誰が来るか分らないのでホームページに写真を載せるわけにはいきません…
専属職人ならば、ずっと会社にいるわけですからホームページに載せる事ができます。
また、職人さんの入れ替わりが激しい会社も写真を載せる事が難しいと思います。
実は職人の写真で、その会社の状態が一番良く分るのかもしれません。
直接施工店であれば自分の会社の自慢である職人を紹介するコーナーがないのはおかしな話です。
正直言って、外注業者に「お客様のために、誠意をもって丁寧に工事をしてくれ」という注文は
【元請け業者】と【下請け業者】との利害関係上無理な話です。
【元請け業者】は1円でも安く工事発注したい→しかし丁寧な工事をしてほしい。
【下請け業者】 は1円でも高く工事代金が欲しい→予算を削られ丁寧にはできない。
お客様のために丁寧な工事を提供する事や、職人教育の徹底を考えただけでも
「最終的に会社の品質を左右する職人が外注業者」と言うのは無責任な話ですね。
営業マンも、監督も、会社の看板もあなたのお家を塗りません、職人が塗るのです。
本当に「会社の社員である職人=専属職人」が塗りに来るのなら、あなたのお家を心を込めて塗るでしょう。
心の込もった工事と、こもっていない工事の差は塗料のグレードの差以上の品質の差になります。
花まるリフォームは「顔の見える会社」を目指しています。
花まるリフォームでは【職人・スタッフ紹介】を充実度させ「顔の見える会社」 として
お客様に安心して仕事をお任せしていただけるように努めています。
スタッフもホームページに載る事で「お客様から声を掛けていただける割合が増 えた」と感じているようです。
やはり、お互いのコミニュケーションが大事ですから、その部分でも「顔が見える」というのはポイントです。
どうしたらお客様にとって不安やストレスがなく工事が終われるか?や、
丁寧な工事をしてそれを実感してもらうか?それは現場の職人だけが成し 得る事です。
営業マンも、監督も、会社の看板もあなたのお家を塗りません、職人が塗るのです。
あなたのお家を職人全員が同じように 「心を込めて」塗る事ができます。
花まるリフォームは、いつまでもそん な会社で在り続けたいと思っています。
その4:事務所や倉庫は実在しますか?
塗装会社の場合、飲食店などど違い店舗がある必要はありません。
ただ、悪質業者の無店舗経営が取り沙汰されている中で、
「この会社、大丈夫?」 と思われないために、せめて事務所や倉庫の写真でも掲載してほしいものです。
やはり、きちんとした事務所なり店舗を置いて根の張った経営をしている業者さんなら、
確かな覚悟のもとに仕事を続けている証拠となります。
花まるリフォームは地元に根ざし、何十年も続く会社で在りたいと思っています。
花まるリフォームの事務所&倉庫は、元々大工さんの自宅&倉庫だった一軒家。
写真のように「会社」には見えませんが、倉庫が必須の事務所という面ではとても便利なのです。
このたたずまいで「この会社、大丈夫?」と思われてしまったら仕方がないのですが…(笑)
「ありのまま」を大切にしているので事務所や倉庫の写真も掲載しています。
そして、地元に根ざし、何十年も続く会社で在りたいと思っています。
その5:塗装の知識がありますか?
安い弾性にはご注意ください。
いまだに多機能弾性塗料=単層弾性塗料を使っている業者さんを見かける事があり、悲しい気持ちになります。
【弾性】という言葉の響きに惑わされてしまうのは仕方ない所ですが、
塗料の弾力性で外壁のひび割れを止めようと思ったら、相当の厚みが必要になりかなり高額な工事になります。
この弾性塗料、正しくは「多機能弾性アクリル樹脂塗料」といい、本来の使用方法から言えば
外壁塗装の塗り替え材ではないのです。
そして、ある方法で塗り替え材と同じ使用法もできるのです。そのある方法とは…水増しです。
正しい使用法だと外壁の模様が変わってしまいますし、厚みを付けなければ弾性の意味がないので、材料費・人件費ともに最高ランクの塗料と同等の費用が掛かります。
しかし、この弾性塗料が「お安い塗料」として最低ランク価格になっているのです。
これは、硬くねばっこい塗料に水をたくさん入れる事により、普通の塗料と同じように塗れるように調節してしまう、
インチキまがいの塗り方です。
外壁塗料には本当の弾性塗料もあるのです。
外壁にひびが入っている場合には頼りになりますが、通常の塗り替え価格よりは高くなりますので、
安い弾性にはご注意ください。
花まるリフォームはグレーゾーンの工法は一切やりません。
誤解のないように付け加えると単層弾性塗料自体は悪い塗料ではありません。
本来の用途通りに使う分には全く問題がないのです。
私がなぜこの単層弾性の水増し工法に詳しいいかと言いますと、15年程前にこの塗料が大ブームになり、
私自身も過去に同様の使い方をしていたからです。私自身は修業時代の事で、知らずに塗っていたわけですが…
事実を知って、相当ショックを受けました。なぜなら、自分自身が手抜き業者になっていたのです。
ですから、独立して花まるリフォームを立ち上げた時には、このような微妙な グレーゾーンの工法は、
一切やらないと心に決めたわけです。
ただし、そんなおかしな使い方を修正する業者さんと、そのまま使い続ける業者さんがいまだにいます。
たかが外壁塗装ですが、実は奥が深いものなのですから、まだまだ勉強は一生涯続いて行くのです。
(そして、それが楽しめないと駄目なのでしょう。)
その6:超寿命塗料を塗りますか?
高級塗料を塗ってしまえば、不具合が起こっているのに気が付かず、早期発見ができません!
あなたが外壁の塗り替えを考え始めた理由が「大切なお家を長持ちさせるため」 として、
「長持ち」を「長生き」と置き換えて考えてみてください。
「長生きの秘訣」には、定期的な健康診断は欠かせません。
その「お家の健康診断」が、外壁塗装の役割です。
毎日、雨・風・紫外線に耐えている塗装は疲れ切っています。
そして、その表面を守っているのが、たった1mmの厚さもない外壁塗料の塗料の膜です。
健康診断の目的は、病気の早期発見で、それは外壁でも同じ事。
「検査しなければ分からない、悪い所を探す事」が一番重要なのです。お家だってそうなのです。
そして、大工さんでもなく、設計士さんでもなく、ましてやリフォーム営業マンでもなく、さらに「○○診断士」さんでもなく、私たち外壁塗装の職人だけが、 足場を掛けて全ての外壁を直接触り、築10 年以上経った外壁のリアルな状況を知り、
それに対して向き合い、対処する事のプロフェッショナルなのです。
外壁塗装の職人だけが分かること
それは…傷んでくる所のほとんどが虫歯のように「角」や「隅」「合わせ目」「継ぎ目」などの
広い面・大きい面以外の部分です。
ですから、超寿命塗料…つまり15年以上の耐候年数を謳っている塗料を外壁に塗ること自体がナンセンスである…
と言うのが花まるリフォームの考え方です。
そんな高級塗料を塗ってしまえば、誰だってその年数は大丈夫だと信じてしまい、
不具合が起こっているのに気が付かず、早期発見ができないのです。
これでは本末転倒です…。
我々の考えは、中々ご理解いただけない場合も 多いのですが…
「健康診断をしなくて良い」と言うお医者さんはどこにもいないと思うので、 それと同じだと思って下されば幸いです。
経済的な事も考えると、10年〜14年の間に少なくても1回は外壁全体に足場を掛けて専門家の診断を受ける事が、
大切なお家を長持ちさせる秘訣だと思います。
ですから、15年以上の寿命を謳っている塗料を使う業者さんには疑問を持たざるを得ないのです。
その7:パック料金って信じられますか?
健康診断のような地味で目立たない仕事をする料金は含まれていないので、全くチェックしてもらえません。
せっかく足場を掛けてチェック出来る状態なのに、適切な処置をせずに、
後でどうしようもない状態になってから発覚したのでは、外壁塗装の意味がありません。
ですから、私たちは外壁塗り替え工事 の一番の仕事は塗る事ではないと思っています。
「パック料金」には、不具合箇所のチェックや修繕費用は含まれていません。
そして、もうお分かりでしょうが、パック料金の設だと健康診断のような地味で目立たない仕事をする料金は含まれていないので、全くチェックしてもらえません。
パック料金の実態は、下請け業者に工事をさせる業者が、受注した物件をいちいち見積もりをせずに
下請け業者に均一料金で工事を請けさせるためのシステムです。
ですから、下請け業者は不具合箇所を修繕するのに追加工事代金をもらう事もなく、
気が付いてもお客様には報告せずに、そのまま放置して塗る事になります。
現場の職人が、いつでもそれに注意をして作業をしているか?
それとも、「隅っこ」は気にせず「広い壁面を綺麗にするだけ」なのか?その結果は、数年後に現れます。
塗ったすぐには分からないのが、ミスなのです…
施工単価ギリギリで請け負っている外注業者や、毎日決まった職人が来るわけじゃない寄せ集めの下請け業者の職人たちが、
そんな事をわざわざ気にして仕事をするでしょうか?
花まるリフォームでは外壁を塗りながら「触診」をしています。
お客様のため、お家のためを考える業者なら、 外壁を塗りながら「触診」をしています。
そしてお家と会話をし、「傷い所はないですか?」 の返事を探すのです。
それができるのは「ちょっとした事」を、面倒だと思わない強い心です。
「あっ」と気が付いても、屋根から下りて約1本を金槌で打つか、打たないで塗ってしまうか、この差です。
これは、高級塗料とは関係ない、基本中の基本です。でも、「長持ち」をさせるのに 一番大切な事です。
それを心掛けているのか、いないのか?それが一番大切な所だと思って、私たち花まるリフォームは毎日仕事をしています。