20坪の家の
外壁面積は約125㎡
高さ
6m
横幅
6m
奥行
5.5m
「20坪」とは各階の床面積の合計(延べ床面積)です。
「2階建て20坪」の場合1フロアーの面積は10坪=33㎡になります。
(1坪は畳2枚分の3.3㎡)
※家の外周×高さ6m=外壁全体の面積
4.7m×7m→(4.7+7)×2×6=140.4㎡
5m×6.6m→(5+6.6)×2×6=139.2㎡
5.5m×6m→(5.5+6)×2×6=138㎡
このように、正方形に近い程外壁全体の面積は少なくなります。
20坪の外壁塗装の面積の計算方法
外壁全体の面積から窓等の非塗装部分を引き、バルコニー等の追加塗装部分を足すと【外壁塗装の面積】になります。
【外壁全体の面積】-【非塗装部分】+【追加塗装部分】=【外壁塗装面積】
※20坪の家の場合・・・
【外壁全体の面積】の平均:140㎡程度
【窓などの非塗装面積】の平均:25%=35㎡程度
【バルコニーなどの追加塗装部分】の平均:15%=20㎡程度
※バルコニーがアルミ製の場合(追加塗装部分が無い)
【外壁面積140㎡】-【35㎡】=【外壁塗装面積:105㎡】 ※バルコニーが外壁と同じ素材の場合(追加塗装部分が有る) 【外壁面積140㎡】-【35㎡】+【20㎡】=【外壁塗装面積:125㎡】 |
20坪程度の外壁塗装工事のポイントは?
【お隣の敷地を借りないと、工事が出来ない場合がある】 という点になります。
都心の地価の高い場所では、敷地いっぱいに建物を建てたいもので、家と家との隙間が狭くなりがちです。(中には人が入っていけず、工事が出来ない場所もあります)
特に20坪前後の敷地だと、足場をお隣の土地から建てなければならないことがあります。
敷地を借りなければならない場合にはきちんとした挨拶や説明が必須ですが、それが出来ない業者だと家では無くお隣との仲にヒビが入ってしまうことにもなりかねません。
また、職人の態度の悪さからクレームになる等、ご近隣への気遣いや対応が工事意外にも意外と大事なポイントとなります。
- 敷地内で足場が建たない場合は、事前の挨拶がきちんと出来る業者に頼みましょう!
- 態度の悪い職人や担当者だと、工事が元で近隣とトラブルになる可能性も!?
- お隣との距離が近い場合は、ニオイの面から水性塗料がベスト!
- 何度も工事をするのが煩わしい場合は、寿命の長い塗料がオススメ!
20坪の外壁塗装の【塗料別費用の相場】
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【水性セラミシリコン】 - 613,000円~
水性セラミシリコンの特徴
水性セラミシリコンのメリット
まめに塗り替えが出来れば不具合の早期発見が出来ます。
水性セラミシリコンのデメリット
こまめに塗装をしなければならないため、トータルコストが高くなってしまいます。
20坪の水性セラミシリコンの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
109,296円外壁・上塗り:124㎡
109,296円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
613,000円水性セラミシリコンの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
613,000円
25坪・木造モルタル
682,000円
30坪・木造モルタル
744,000円
35坪・木造モルタル
802,000円
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【クリーンマイルドウレタン】 - 640,000円~
クリーンマイルドウレタンの特徴
クリーンマイルドウレタンのメリット
ニオイが気にならなければコストパフォーマンスでは一番優れている塗料です。
クリーンマイルドウレタンのデメリット
20坪のクリーンマイルドウレタンの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
122,958円外壁・上塗り:124㎡
122,958円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
640,000円クリーンマイルドウレタンの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
640,000円
25坪・木造モルタル
712,000円
30坪・木造モルタル
778,000円
35坪・木造モルタル
838,000円
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【パーフェクトトップ】 - 667,000円~
パーフェクトトップの特徴
パーフェクトトップのメリット
下塗り材を含め、屋根材までパーフェクトシリーズで揃えることが出来ます。
やっぱり日本ペイントの塗料が安心、という方にもオススメ!
パーフェクトトップのデメリット
ヒビ割れが多いモルタル外壁に塗りたい場合には、弾性型のラインナップが無く対応出来ません。 敷地環境を考慮しなくて良い場合や、日本ペイントにこだわらない場合、せっかくだから特徴のある塗料を選びたい場合には他の塗料でも良いかもしれません。
20坪のパーフェクトトップの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
136,620円外壁・上塗り:124㎡
136,620円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
667,000円パーフェクトトップの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
667,000円
25坪・木造モルタル
743,000円
30坪・木造モルタル
811,000円
35坪・木造モルタル
874,000円
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【クリーンマイルドシリコン】 - 722,000円~
クリーンマイルドシリコンの特徴
クリーンマイルドシリコンのメリット
クリーンマイルドシリコンのデメリット
20坪のクリーンマイルドシリコンの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
163,944円外壁・上塗り:124㎡
163,944円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
722,000円クリーンマイルドシリコンの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
722,601円
25坪・木造モルタル
804,000円
30坪・木造モルタル
878,000円
35坪・木造モルタル
947,000円
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【水性セラタイトSi】 - 777,000円~
水性セラタイトSiの特徴
水性セラタイトSiのメリット
塗った後の塗膜がセラミック層と樹脂層に分かれて被膜を作るハイブリッド塗料なので、静電気を防いで汚れにくくなり、付いてしまった汚れも雨で洗い流す効果を発揮します。
水性セラタイトSiのデメリット
水性塗料で最高の低汚染性能を実現したと塗料です。
塗った後の塗膜がセラミック層と樹脂層に分かれて被膜を作るハイブリッド塗料なので、静電気を防いで汚れにくくなり、付いてしまった汚れも雨で洗い流す効果を発揮します。
【デメリット】
木造の建物の場合には、14年のライフサイクルはやや長めです。 10年を過ぎたら外壁の表面だけで無く、ヒビ割れ等の劣化のチェックをしながら塗り替えのタイミングを検討しましょう。
20坪の水性セラタイトSiの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
191,268円外壁・上塗り:124㎡
191,268円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
777,000円水性セラタイトSiの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
777,000円
25坪・木造モルタル
865,000円
30坪・木造モルタル
945,000円
35坪・木造モルタル
1,019,000円
- 20坪程度外壁塗装の費用の相場
【アートフレッシュ】 - 736,000円~
アートフレッシュの特徴
アートフレッシュのメリット
ジョリパット系の珪藻土風仕上げの外壁や、リシン吹き付けの外壁の塗り替えのために開発した専用塗料です。 塗料の中に微細な石粒が入っているので、「艶消しにも出来る艶有り塗料」や「どんな外壁でも塗れる艶消し塗料」とは違い、今までの外壁の風合いが損なわれることが無く、まるでタイムスリップしたように新築のように綺麗にする事が出来ます!
アートフレッシュのデメリット
ヒビ割れが多く、雨漏りの心配がある場合には、弾性の仕様が無いためアートフレッシュでは対応が
出来ません。
20坪のアートフレッシュの【工事内容と詳細価格】
足場・メッシュシート:162㎡
169,290円高圧洗浄:124㎡
27,324円養生:124㎡
34,155円外壁・下塗り:124㎡
95,634円外壁・中塗り:124㎡
150,282円外壁・上塗り:124㎡
150,282円細部塗装(破風・樋・庇)
合計68,310円【完成】
736,000円アートフレッシュの【価格の相場】
20坪・木造モルタル
736,000円
25坪・木造モルタル
819,000円
30坪・木造モルタル
895,000円
35坪・木造モルタル
965,000円
まとめ(外壁塗装の価格の注意点)
広告やチラシ、ホームページの中には工事金額が極端に安く書いてある場合もあります。 冷静に考えると「ちょっとおかしいな?」と思っても、「もしかしたらお得かも!?」という心理も 働いてしまいますね。
そこで注意して欲しいポイントは、想定している面積や大きさです。
極端にお得そうな価格設定の場合、有り得ない程少ない塗装面積になっている場合が有りますので、 注意が必要です・・・。
- 極端に安い広告は「釣り用」で、値段が後で吊り上がるのに注意!
- 建物の図面があれば、ご自分でも確認できるし、計測も正確です。
- 安くてもボランティアの業者はいません。手抜きの無い適正価格を知った上で頼みましょう!
※高い塗料や塗装でなく張り替え工事を勧める業者も危険!「高いのに手抜き!?」というケースが多々見られます。