塗料の種類・色選び

2021年4月4日 / 最終更新日 : 2021年4月4日高橋良一塗料の種類・色選び

ジョリパット外壁の特徴と見分け方

ジョリパットは、アイカ工業の外壁材です。

都内の戸建て住宅で一番多く採用されていて、40年もの長い歴史があります。

ジョリパット外壁の主な特徴

ジョリパット外壁

ジョリパットカタログより

ジョリパットは、コテ・吹付け・ローラーなどの工法が可能です。

100種類以上の様々なデザインパターンが作れるので「これがジョリパット外壁です」と１つの見本で解説出来ないのが難点でもあります…

さまざまな表情の仕上げ方ができるため、おしゃれな外観を求める施工主にとってはイメージにそった魅力的な外観が叶います。

外壁に限った話ではなく、昨今の流行は「ピカピカ」の見た目より「艶消しのシックな風合い」が好まれています。

艶の有る/無しについては、艶有り外壁でも耐候年数を過ぎれば自然に艶が無くなってしまうので、見た目の判断が出来ない場合があります。
しかし、触ってみた触感についは「ザラついていて、少し痛い」かどうかは、誰でも簡単に分かります。

手で擦って軽石っぽい感じか、それよりも痛い感じであれば、モルタル外壁の透湿系「艶消し仕上げ」の可能性がかなり高いです。

モルタル外壁の透湿系「艶消し仕上げ」は、同じ材料から数十種類の模様を作ることが出来るのも大きな特徴です。

その中でも代表的な扇状の「南フランス風」パターンは、１つ１つの半円パターンを手作りで作ります。
手間を掛けているだけあって、この素敵な風合いは他の外壁では表せないものです。

外壁をいくつもの配色にしたり、アクセント部分のパターンを変えたりして凝った外壁にしている家も増えてきました。
配色とパターンの組み合わせを行うセンスを問われる部分ですが、おしゃれな外観を演出できるポイントでもあります。

高橋良一

花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負（苦笑）があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。