外壁塗装の6つの目的

外壁塗装の6つの目的

外壁塗装で出来る事…つまり外壁塗装の目的は主に以下の6点になります。

  1. 外壁全体のチェックをし不具合起きそうな箇所を点検・早期発見することが出来る
  2. 不具合が起きていたら補修・修理をすることが出来る
  3. 劣化した外壁表面被膜の保護を復活させることが出来る
  4. 汚れてしまった美観の再生をすることが出来る
  5. 褪せてしまった外壁の色を再生・変更させることが出来る
  6. 機能性塗料を塗る事で今までとは違った効能を得ることが出来る

6つの目的を人に例えると…

[voicel icon=”https://hanamaru-r.jp/wp-content/uploads/2017/06/hanamarukun300.gif” name=”ハナマルくん”]建物を人に例えると…

  1. 人間ドックで前身を病気になりそうなところをチェックし早期発見をする
  2. 入院して病気の症状や程度により手術を行う
  3. エステサロンで美肌・美白になる
  4. プロにメイク・髪のセットをしてもらう
  5. スタイリストに服や小物を選んでもらう
  6. カラーコンタクトや香水・プチ整形などでアンチエイジング

といった感じになります![/voicel]

外壁塗装の目的① 外壁の劣化のチェック・不具合箇所の早期発見

外壁の劣化のチェック・不具合箇所の早期発見

外壁塗装の目的の最初の項目は、ヒビ割れや劣化のチェックです。

外壁の点検は、塗りながら外壁に違和感が無いか?をチェックしていきます。
チェックする意識が無い職人が塗装を行った場合は、普段は見えない高い場所にあるヒビ割れや劣化箇所を見過ごしてしまうかもしれません…

そんな事が起きれば、外壁塗装をした後でもその場所の劣化がどんどん進んでしまいます。
最終的には雨漏りや外壁の腐食など、劣化が進行してから発見される事になります。

これでは外壁塗装工事をする意味が全くありません。

特に高いところなど、普段見えない部分の劣化を見つけ、手遅れにならないうちに適切な修繕をすることが大切です。

外壁塗装の目的② ヒビ割れ・不具合劣化部分の補修

ヒビ割れ・不具合劣化部分の補修塗装工事を行う前に外壁に劣化があった場合には、その部分の補修工事を行わなければなりません。

このような外壁の隙間は雨漏りの要因だけでなく柱を腐らせたり壁の内側でカビが発生するなど…放置しておくと危険です。
上記①のチェックできちんと劣化を見つける事が出来れば、補修工事を行う事が出来ます。

外壁塗装工事で行う補修で一番多いのはヒビ割れの補修です。
ヒビの量と入り方により、補修の方法にも色々なパターンがあります。

見積り・業者選びでは塗料選びだけでなくこの補修工事への考え方を確認する事も大切です。

外壁塗装の目的③ 美観の再生

美観の再生

外壁塗装を考えるきっかけとして一番多いのが「汚れた・色の褪せた外壁を綺麗にしたい」というもの。

汚れが気になる場所は下記のようなところです。

  • 北側の外壁にコケや藻が生える
  • 窓枠から下への雨スジ汚れ
  • ペンキのハガレが見える

これらは美観的にも気になるところです。

外壁塗装の目的④ 表面保護膜の保護・再生

表面保護膜の保護・再生

築10年を過ぎると新築時の塗装被膜は劣化が進み、耐久年数を超えてしまいます。

見た目に色が付いているようでも塗料の寿命は尽きているのです。

外壁の劣化が進むと「割れ」や「剥がれ」などの症状が出ます。

外壁の表面被膜を再生し不具合の進行を抑える事は外壁塗装の最重要目的です。

外壁塗装の目的⑤ 色の変更

色の変更

現在の外壁と同じ色塗って新築当時のイメージに戻しても、今とは違う色で塗って気分を変えても良いでしょう。

もしも現状の外壁色が濃い場合でも、次に塗る色を白くする事は可能です。

 

外壁塗装の目的⑥ 付加機能の追加

付加機能の追加

塗料の新開発が進み、最近ではプラスアルファの機能が付いた塗料もあります。

その中でも現在一番メジャーなものは、塗装面が今までの塗料より暑くならない機能です。その他、色々な効果付いた塗料が各種発売されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

外壁塗装の6つの目的は

  1. 外壁の劣化のチェック・不具合箇所の早期発見
  2. ヒビ割れ・不具合劣化部分の補修
  3. 表面保護膜の保護・再生
  4. 美観の再生
  5. 色の変更
  6. 付加機能の追加

このような6つの目的を考えて工事をしなければなりません。

ただ「ペンキを塗るだけ」の業者もいますし、
この「外壁塗装で出来る6つの目的」を考えて工事を行う業者もいます。

一口に「外壁塗装工事」を行う業者とでは全く価値が違う工事になってしまいます。

 

 

投稿者プロフィール

高橋 良一
花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。

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