外壁塗装は「家族が安心して住める家」を長持ちさせるためには必要な工事なのですが…特に「初めて外壁塗装」を行う場合には分からない事ばかりでついつい後延ばしになってしまいます。
そんな時に「親切そうな訪問販売の業者」に頼んでしまい…
- 手抜き工事だった…
- 実は不要な工事まで勧められていた…
- 相場よりも高額な見積りだった…
工事が終わった直後は分からなくても、こういう事は大抵数年後に分かってしまうもので…残念ながら後悔する人が後を絶ちません。
そのような危険な業者に頼む前にネットで「外壁塗装」についてチョット勉強してみよう!という方のために、このページでは「外壁塗装で後悔しないための情報」を提供して納得して工事を終えられるように、外壁塗装の基礎知識をまとめてみました。
このため、このサイト上では新築時以外の【外壁の塗り替え工事】のことを「外壁塗装」と表記し、【新築時の外壁を塗装する工事】については「新築時の塗装」等と表記します。
1. 外壁塗装で出来る事・出来ない事
「家を長持ちさせるため」には定期的な検診としての外壁塗装が必要です。
まずは外壁塗装で出来る事、つまり「外壁塗装の目的」について整理してみましょう。
1-1. 外壁塗装の目的
外壁塗装で出来る事…つまり外壁塗装の目的は主に以下の6点になります。
- 外壁の補修
- 不具合の抑制
- 外壁被膜の再生
- 美観の復旧
- 色の変更
- 機能性塗料による効果の追加
1-2. 外壁塗装で出来ない事
外壁塗装工事をすれば解決出来そうな事の中には、実際は外壁塗装では出来ない事もあります。
少々残念なお知らせにはなりますが、誤解とトラブルの元にならないように知っておく必要もあります。
※リフォーム営業マンの中にもこの部分が外壁塗装で出来るといった間違った知識を持っている人もいます… 外壁塗装を行うタイミングは、10年~14年の間です。 では、我が家は10年目が良いのか?14年まで大丈夫何なのか? ※ 訪問販売業者が良く使う脅し文句の実例集 ※ 年間を通していつの時期が一番適しているの? 外壁塗装を行うには業者を探さなければなりません。 現在はとても沢山のお店で外壁塗装工事の依頼が出来るようになりました。 また、上記のようなお店を選ぶのには、どんな方法があるのでしょう。 外壁塗装やリフォーム全般などでは「相見積り」を複数取るのが一般的です。 一般的には「相見積りは3社から取って比較しましょう」と言われていますが、その3社を選ぶところから実際は【失敗】と【成功】の分かれ道が始まっています。 【成功・失敗】と言うと、少々刺激的ですが、要は自分に合った業者選びが大切です。 どのパターンが自分にとっての【成功】になりそうか、見積りを依頼する前にちょっと考えてみて下さい。 「見積り」の時には何をするべきかと言うと「見積り計測」だけではありません。 工業製品のように既製品見本がある訳では無いので、まず外壁塗装の見積りでは「工事内容と言う商品」を決めなければいけません。 ですから実は「見積り」に来た業者の行動を観察する事によって工事の質や傾向のポイントも判断が出来ます。 見積書が3通集まったら、最後に値段に惑わされないようにどの業者と契約するかの最終判断をします。 見積り書は工事の詳細と商品の仕様が記載されているべきで、大雑把な工事の設計図にもなり得る書類です。 実は皆さんが外壁塗装の見積りを頼んでいる営業マンのほとんどは工事の詳細と塗料の詳細までは分かっていません。 それらは一見素人の方には魅力的に感じるようで、何が間違っているのか分からない場合もあるようです。 そんな見積り項目や工程の事例を参考までにご紹介いたします。 一般の方が「見積り書」だけでは「分からないこと」を知っている業者なら、以下のような書類を「見積り書類セット」に入れておくでしょう。 これらの資料をお客様が知らずに業者を選んでしまうと、どこかでトラブルの元になってしまいます。 お客様にとっては「失敗・後悔」の元ですし、業者としても「赤字」の元で、良い事が1つも無いのです。 外壁塗装工事に慣れている=外壁塗装工事のプロなら、このようなトラブルが起きる前にお互いに確認をしておく必要があり、「見積り計算書(金額)」以外に「見積り書類セット」として同封されている資料には以下のような書類例があります。 見積り書に入っているセット内容の例 一般の方が「見積り書」だけでは「分からないこと」は沢山あります。 それらは工事が始まってから分かったり、工事が終わってしまってから分かるので「それでは困る」「そんな事なら契約しなかった」という事になっても後の祭りです。 そうならないためにも、以下の事がご自身にとって重要な事なのか気にならないレベルなのかは把握しておきたいものです。 「見積り」の段階で「契約書」を確認する事は、ほとんどありません。 しかし実は「契約書類の内容」も契約を決める為の資料としてはとても重要です。 なぜなら、契約書は「トラブルを防止するため」に作られるものですから、適当で不備のある契約書はトラブルの温床になります。 さらに以下のようなポイントが守られていない契約書であれば、工事の質も低いに違いありません。 ですから契約書を見れば、業者の神経の細やかさをチェックすることが出来るのです。 どんな点を中心に確認すればよいのかをいかにご紹介いたしますので参考にしてみてください。 相見積もりを取って比較する際には価格が一番比較しやすい要素になります。 相場感が分かって許容範囲の察しが付けば、安過ぎて手抜き工事が心配になる怪しい見積りや、高過ぎるボッタクリ業者なのかくらいは分かります。 下記の具体例を参考に、我が家の外壁塗装をするのに適した費用の価格帯を調べてみてください。 見積りが揃ったら、工事を依頼する=契約する業者を決定します。 最終選考ですから、ここが一番肝心です。 前項でもお伝えしたが、重要なのでここでもおさらいです。 10-1. 「塗ると思っていた場所が塗られていない!」 10-2. 「思った色と違う」 10-3. 「塗ったら壁の凹凸が目立って見えるようになった」 10-4. 「塗ったら壁がピカピカした!」 10-5. 「工事中に洗濯物が干せなくて困った」 10-6. 「鉄部がすぐに錆びた」 10-7. 「ヒビの埋めた跡がすごく目立ってみっともない」 10-8. 「屋根を塗ったら雪が凄い勢いで落ちるようになった」 10-9. 「遮熱塗料を塗ったのに、ちっとも涼しくならない」 10-10. 「工事に来たリ来なかったり、途中でかえってしまったり・午後急に来てみたり…」 外壁塗装を行う時に必要な基本的な知識・ 業者や塗料の選び方をまとめた小冊子セットを 無料でプレゼントしています。 【小冊子セットの内容】 ・外壁塗装の業者選びの【小冊子】・ ・実際に見積りを取る時に必要な情報【見積り依頼実践編】 ・年4回発行の最新お役立ち情報【はなまる通信】 ・キャンペーンのお知らせ
2. 外壁塗装をするべき時期とタイミング
そのタイミングを知らせてくれる「目安」になる症状をピックアップしてみましょう。
3. 外壁塗装の依頼先の傾向と対策(業者選び)
では外壁塗装を依頼出来る業者にはどのようなところがあるのでしょう。3-1. 外壁塗装を依頼出来る業者の種類
以下、大雑把に挙げてみましたが、デパートや電鉄会社、新聞販売店でも取次ぎをしているようです。
(ただし、結局下請け業者に流すだけですが…)
3-2. 外壁塗装の依頼先を探す方法
情報からお店を探せるかについても考えてみましょう。
4. 外壁塗装の見積りの取り方と立ち合いのポイント
4-1. 見積りを取る業者を選ぶ
以下に見積りを取る業者選びのパターンをまとめてみました。
【失敗】というのは、思っていたのと違った…という場合で、そのお店に何を期待しているのか?によって成功の条件が違って来ます。4-2. 「見積り」の時に業者(担当者)を観察するポイント
もちろん現在の外壁や屋根の状態を観察し、不具合が無いか診断しながら必要な工事内容を「見積もる」ことが必要です。
最終的には掛かる費用を計算して見積書として書面に起こすことになります。
チェックしたいのは以下のポイントです。
5. 外壁塗装の見積りのチェックポイント
5-1. ダメな見積り書
訪問会社系の契約書だと契約金の計算書みたいな書式になっているので(苦笑)見積書を比較するチェックポイントについてもお伝えします。5-1-1. 一般的に言われている「ダメな見積り」の例
5-1-2. プロが見極める、見逃しがちな「ダメな見積り」の例
5-1-3. 「営業会社」の見積り記載例
それは職人では無いので仕方が無い事なのですが、会社の実態が営業に偏り過ぎていると「受注のための作戦」が妙な方向に進み出すようで妙な見積り書類が出来上がる事があります。
ただし、私個人的には「塗装の事が分かっていない」のか「間違って信じてしまっている」のどちらかにしか思えません。
5-2. 正しい見積り書
6. 見積り書(見積り金額計算書)以外に必要な資料
6-1. 見積り書セットの内容で分かる「業者選び」のチェックの方法
6-2. 一般の方が「見積り書」だけでは分からない事
6-3 契約を決める前に確認したい「契約書」から見えて来る業者の姿勢とは?
6-3-1. 訪問販売系の契約書の特徴
6-3-2. 工夫の無い契約書
6-3-3. 業者に有利な内容の契約書
7. 外壁塗装の価格の相場
20坪・木造モルタル
¥598,000円~
25坪・木造モルタル
¥684,000円~
30坪・木造モルタル
¥766,000円~
35坪・木造モルタル
¥845,000円~
40坪・木造モルタル
¥922,000円~
35坪・木造3階建て
¥942,000円~
40坪・ALC3階建て
¥1,081,000円~
45坪・二世帯住宅
¥984,000円~8. 後悔しない業者の決定方法
8-1. 一般的な業者選定の比較要素
8-2. 業者決定を総合的に判断する方法
8-3. 契約時に確認しておきたい事
9. 外壁塗装の工事の進み方
9-1. 工事の前の準備
9-1-1. 家の廻りの片付け
9-1-2. 色決め
9-1-3. 現場下見(現地調査)
9-1-4. 近隣挨拶
9-2. 工事開始
9-3. 工事が終わってからする事
10. 実際の工事で起きるトラブルを回避する
11. 良くあるご質問(Q&A)