塗料の標準的な塗布面積は50㎡?100㎡?
ペンキメーカーさんのホームページなどを見ると、塗料の標準的な塗布面積は【一缶15kgで42~68㎡】といった数字が出てきます。
これは二回塗りを前提とした面積、つまり一回当たりでは100㎡前後に塗布できる、ということでしょうか?
外壁塗装の見積りを真剣に考えて行くと、色々な疑問に当たることがありますね。
何度も経験するわけでは無いし、だいたい初めての経験になるので「分からないコトだらけ」になってしまいます…。
確かに、初めてだから色々と分からないコトだらけですし、前に外壁塗装をした事があった人も、10年以上前の事で忘れているかもしれません。
そんな疑問の中で今回は、ペンキは1缶当たりでどのくらい塗れるの?というご質問にお答えします。
塗料1缶で約100平米塗れる
1缶でどれくらい塗れるかが分かれば、何缶使うか分かります。
まず最初に簡単に答えると…
外壁用の塗料は、1斗缶で約100平米塗れます。
ただ、分かり辛いのが、塗料によって塗る回数(必要な量)が違うということ。
塗料は塗り回数により必要な量が変わる
例えば、下塗りで塗る(錆止めやシーラー)は、基本的に1回塗りです。
その上に塗る仕上げに塗る(いわゆる外壁塗装ので選ぶ「塗料」の事)は、基本的に2回塗りです。
つまり、下塗りよりも仕上げ塗料は2倍使います。
ですから、1缶で塗れる平米数は…
- 1缶=1回塗り=100平米
- 1缶=2回塗り=50平米
という事になります。
メーカーカタログに必要量は書いてあります
下記の図はSK化研の水性セラミシリコンのカタログなので参考にして下さい。
つまり、上記に幅を持たせる表現をメーカーさんがすると…
1缶=2回塗り=50㎡塗れる
⇩
1缶=2回塗り=42㎡~68㎡塗れる
という表記になる。という事です
投稿者プロフィール
- 花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。
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