築35年で屋根の訪問営業を受けました。|世田谷区O様邸
世田谷区 O様邸外壁・屋根塗装事例
(2018年06月17日 完工)
ビフォー
アフター
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工事のきっかけ・お客様とのエピソード
屋根が危険だからと訪問営業が来ました。
築35年で4年ほど前に外壁の塗替えをおこなったばかりというO様。
屋根が危険だからと業者の方が突然訪ねてこられたそうです。
元々は手放すつもりだったそうですがやっぱり住むことにしたそうで、しっかりと屋根を直したいとお知り合いの方に相談をして、花まるを紹介してもらったそうです。
下見の時に応急措置を施しました。
下見で屋根に上がると、棟板金の一部の釘が浮いていました。
釘が浮いていても、中の貫板がしっかりとしていればすぐにどうこうということはありません。
※塗装の際に釘を打ち直すこともできます。
しかし、釘が浮くことで釘穴や棟板金自体が浮いて隙間ができることで雨水が中に入り、貫板に染みて腐ってしまうことがあります。
棟板金を踏んでみるとペコペコと浮き沈みがあり、棟板金を固定するはずの貫板が固定できなくなっていることが分かりました。
ほぼ、中の貫板に水が回って腐っています。
これ以上、水が入らないようにテープで隙間を塞ぎ、早々に棟板金の交換をすることをO様に提案しました。
タスペーサーは決まった間隔でしっかりと入れる必要があります。
よく見ると、瓦の隙間にところどころタスペーサーの黒い頭が見えていました。
タスペーサーはスレート瓦の下に差し込んで、スレート瓦が下の瓦と密着して雨水がたまらないように隙間を開けるためのものです。
スレート瓦の隙間が埋まるのは、屋根の塗装の時に塗料が隙間に詰まってしまう時。
もともとの隙間が大きい場合は塗装をしても隙間が埋まらないのでタスペーサーは不要ですし、接着剤でくっつけるわけではないので引っかからずにスルッと抜けてしまいます。
O様の屋根のタスペーサーを見てみると等間隔で並ぶはずがバラバラで、途中で抜け落ちたか、正しい枚数が入っていなかったことも考えられます。
スレート瓦の隙間は塗装の度に狭くなっていくため今回の塗装で隙間がうまる場所も多く、本来であれば機能しているはずのタスペーサーも数が足りていないので、しっかりとタスペーサーも設置することになりました。
施工前(外壁・屋根のチェック)
棟板金がペコっと沈む場所は中に水が回っています。水がこれ以上入らないようにテープで隙間を塞ぎました。
手で押して見ると、ペコペコと棟板金が動きます。
右下にタスペーサーが入っていますが、その上には見当たりません。
こちらは2枚入っていました。
工事開始
屋根塗装工事
高圧洗浄をしています。
屋根がきれいに洗浄されました。
屋根の下塗り中です。
屋根の下塗りが完了しました。
中塗りも完了です。
タスペーサーの設置をしています。
タスペーサーが設置されました。
屋根塗装が完了しました!
屋根に使用した塗料です。(水性クールタイトシリコン CLR-106 グレー)
その他塗装工事
取り外した貫板はところどころボロボロに腐っていました。
腐らない樹脂製の貫板を取り付けています。
貫板に新しい棟板金を取り付けて、棟の交換の完了です。
棟板金の取付作業を行っています。
工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」
O様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら
工事中は社長からの連絡も良く、職人さん達もいい方でお願いして良かったと思いました。世田谷区O様
※O様から頂いた「お客様の声」全文はこちらをご覧下さい
完成記念写真を撮らせて頂きました。 O様ありがとうございました!
O様と共通の施工事例
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施工事例データ
塗歴・時期・工期 | |
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日程:2018年/平成30年 6月6日~6月14日 |
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工期:8~10日間 (休工日含む) |
築年数・構造・外壁種類 | 築年数:20年以上 |
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構造:木造/モルタル/2階建て | |
外壁の種類:リシン吹き付け(艶消し) |
足場・外壁・屋根・予算 | 足場:181㎡~200㎡ |
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屋根:61㎡~80㎡ | |
予算:50万円~100万円 |
外壁塗料・屋根塗料・色 | 屋根塗料:SK化研/水性クールタイトSi 塗装色:CLR-106(グレー) |
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その他工事 | 屋根改修工事 |
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