外壁塗装をする目的は何ですか?
外壁塗装をする目的は大きく次の4つになります。
1) コーティング・表面保護(例:毎日の基礎化粧品)
2) 美観・汚れのリセット(例:お化粧)
3) 彩色変更・気分転換(例:ファッション)
4) メンテナンス・予期せぬ不具合の点検/補修(健康診断)

しかし、一般的には(1)~(3)までの事しか業者さんは言いません。
なぜなら、現場経験や資格のない診断士や営業マンには、適切な診断と補修方法が分からないからです。
大切なお家を「長持ち」させるためには、きちんとした診断ときちんとした施工技術を持った会社で塗り替え工事を行う事が大切です。

塗り替えは本当に必要ですか?
あなたが外壁の塗り替えを考え始めた理由は何でしょう?
多くの方が「大切なお家を長持ちさせるため」とお答下さると思います。
「長持ち」を「長生き」と置き換えて、想像して下さい。
「長生きの秘訣」は規則的な食生活や運動、そして定期的な健康診断ではないでしょうか。
そのお家の健康診断が、外壁塗装の役割の1つです。
毎日、雨・風・紫外線に耐えている塗装は疲れ切っています。
そして、その表面を守っているのが、1㎜の厚さも無い外壁塗料の「塗膜」です。
人間だって、健康診断に行かなくてもご長寿の方もいれば、検査で病気が早期発見出来て手術が出来た。という方もたくさんいらっしゃいますので、外壁についても同じ事が言えるのだと思います。

屋根の塗り替えは必要ですか?
屋根にも色々種類がありますが、「日本瓦」以外の屋根は、塗り替えが必要になります。
例えば現在主流のスレート屋根には、写真のようにコケが生えてしまいます。 屋根にコケが生えると屋根の素材が侵食され、直接的では無いにしても、結果的に雨漏りの原因となる場合があります。
また、部屋に雨が漏っていなくても、軒先に雨が漏っている場合があり、軒先が腐って結果的に大掛かりな修繕が必要になる恐れがあります。
屋根は家を守る基本ですから、きちんとした塗り替えメンテナンスをしてあげてください。

今塗ったら何年くらい持ちますか?
私たちは「持つ」という言葉の意味を「次の塗り替えまでの目安」と考えています。
ですので、私たちの考え方は少し変わっているのかもしれません。
なぜなら「花まるリフォーム」がご提案している外壁塗料は、どれも8年~14年程度の塗膜耐久力があると言われるものです。
ただ、塗料だけが良くても全く意味がありませんので、ご注意いただきたいのです。塗り替えに伴う「総合メンテナンス」の意識が無い職人が、ただ色を付けただけの工事では、10年の「持ち」は期待できません。
塗装工事は、ペンキという液体を扱います。そのペンキを付けるミクロン単位の微妙な分量のコントロールを職人は自然に行っているのです。
ササッと塗ってしまう職人。シンナーを多く入れて、塗りやすくする職人。下請け工事の業者に多くみられるのが、こんな、早く工事を終わらさなければ、自分たちの給料が出ない!という切迫した状況の人たちです。
現在一般に使われている塗料は、たいてい10年の耐久年数はありますから、問題は、工事をする職人の「腕と心意気」にかかってくるのです。

何年位で塗り替えたら良いですか?
実際に細かい塗り替えの目安をアドバイスするとなると単純な2つの項目しかありません。本当に単純です。木部・鉄部は4~5年目で塗り替え。外壁は新築から初回は7~8年目に塗り替え。それ以降は10年ごとの塗り替えをするのが理想的です。

築年数

4年

8年 13年 18年 続く→
新築

木部

鉄部

塗り替え

木部

鉄部

塗り替え

木部

鉄部

塗り替え

木部

鉄部

塗り替え

外壁

塗り替え

外壁

塗り替え

図をみて不思議に思った方もいらっしゃると思いますが、新築の塗り替えペースの方が4年ごとと短いのです。
なぜかと言うと、新築時には建物の中の木の柱が完全に乾燥していなかったりして、微妙な「ゆがみ」が2~3年かかって起きる場合があります。
実際は、その頃にに塗り替えをすれば、その後は5+5年周期で良いのですが、まさか新築3年で外装をする人はいないと思います。
新築の場合、建てて7年~8年後に塗り替えをおすすめしています。
本来ならば、この5年周期の「お家の健康診断」が良かったのですが、現在は「木部・鉄部」の塗り替えが必要なお家が少なくなって来ました。
木部・鉄部が少なくても、腐ったり錆びたりしてはいけませんので、5年ごとの塗り替えは、お忘れにならないで下さい。
実際に細かい塗り替えの目安をアドバイスするとなると単純な2つの項目しかありません。本当に単純です。

塗り替えのサインはありますか?
塗り替えの時期が近付いてそろそろかな?と思ったら、1度お家の周りを良く見ながら1週してみてください。
写真のような外壁のヒビ割れや、緑色のコケのようなアオ藻が見つかったら、それは塗り替えのサインです。
特に、ベランダ周りの壁を触って、手に粉のような塗料が付いてきたら要注意です。
一度専門家に見てもらった方が良いかもしれません。

サイディングの壁も塗った方が良いのですか?
サイディング・ボードは。その昔「半永久的に持つ」とも言われていましたが、現在ではモルタルの外壁と同じように外壁塗装をするのが常識となっています。
どんなサイディングも表面に塗装がしてあり、その塗料の耐久性が切れると劣化していきます。
また、継ぎ目部分のコーキングが10年程度で切れてしまいますので、打替え工事、または増し打ち工事が必要になります。

塗装以外のリフォームもお願いできますか?
もちろんリフォーム店ですので、どんなリフォームでもご依頼下さい。
例えば外壁塗装の際には、雨どいの交換や修理、最近は地デジテレビ用のアンテナ交換もご要望が多くなって来ました。
いずれも花まるリフォームが厳選した専門業者さんがおりますので、どうぞ安心してお任せください。

工事に最適な時期はありますか?
昔と違い、東京近郊の気候では、塗り替え工事が季節に左右される事はありません。よく、「乾燥している時期の方が良いのでは?」といったご意見を耳にしますが、一般的な塗料の場合、こちらが驚く程早く乾いている場合がほとんどです。 また「雨の少ない時期に工事をしたい」というご要望も耳にしますが、
1月~3月までの【雪】
4月~5月までの【春の雨】
6月~7月までの【梅雨】
8月~9月までの【ゲリラ雷雨】
10月~11月の【秋の長雨】
そして12月、師走の忙しい時期はちょっと…となると、工事の良い時期が1年中見つからない事になってしまいます。残念ながらお天気の事は、運を天に任せるしか無いというのが本音です。

工事期間は何日くらいですか?
屋根を同時に塗る場合と、屋根は塗らない場合で若干違いが出ますが、外壁と屋根の塗り替え工事で、約2週間ほどかかります。
細かく言うと
・足場組み立てに約1日
・高圧洗浄工事に約1日
・屋根塗り替えに約4日
・外壁塗り替えに約5日
・細部塗り替えに約2日
・足場解体撤去に約1日
建物の大きさ、条件によっても異なりますが、おおよそこんな作業工程のイメージです。

工事中は留守にできますか?
外壁塗装工事の場合、ほとんどが外の仕事ですので、ご不在でも工事を進める事が出来ます。
ご心配なくお出かけくださっても結構ですし、お仕事を休まれる心配もありません。
また、過去には工事中を狙ってご旅行なさった方もいらっしゃいましたが、全く問題ありませんでした。ただし、お出かけ時の施錠はしっかりとお願いいたします。
ちなみに、工事の際にぜひ欲しいのは「水道」「電気」となります。

洗濯物は干せますか?
基本的には足場にネットが張られているため、お洗濯物を干す事は難しいとお考えください。ただ、工事はベランダ方面から進める事も出来ますので、建物の形状によってはベランダ面を先に解放する工夫をし、ご迷惑にならないよう努めています。

職人さんのトイレはどうするのですか?
トイレは、コンビニや公共のトイレを利用いたしますので、お客様のお家のトイレを借りる事は基本的にありません。

窓は開けられますか?
塗装工事中はサッシに塗料が付かないようにビニールで覆ってしまいます(養生といいます)。
塗る場所が窓の上部にいくつかあり、長い間窓のビニールが外せない場合もあります。
基本的に塗り終わった箇所からビニールを取りますので、その部分から窓は開けられるようになります。

御近所への挨拶はどうしたら良いですか?
工事着工の1週間位には、ご近隣の方々ご挨拶にうかがいたいものです。
その際には、是非ともお施主様と施工業者が一緒に、と言うのがベストです。というのも、お隣様の件は、複雑な要素がある事が多いので、慎重にならざるを得ないところです。
お隣の方の心理として、お施主様が不在の場合ご満足されない事が多いです。(業者だけなのかい?…という感じです)
私自身の経験からも、なるべく御一緒にご近隣の方と顔を合わせてご挨拶が出来た方が良いようです。
花まるリフォームでは、そのご近隣挨拶で、外壁工事で一番ご迷惑をおかけする高圧洗浄工事について必ずお伝えするようにしております。
高圧洗浄工事に使用するのは水道水ですが、霧雨のように周囲のお宅へ水が飛んでしまう可能性が高くお洗濯ものをご遠慮していただかなければなりません。
その他の塗装時にはご迷惑をお掛けする事はございませんが、できるだけ近隣挨拶はご一緒に来ていただける方が後々の工事がスムーズに行えます。

職人のお茶出しは?
お茶を出していただけるのはとても嬉しいのですが、お客様ご自身や、食器等が汚れてしまう危険があります。
そして、なにぶん足場の上の作業がほとんどですので、どこにいるのかも分かりません。
作業の進行上、ちょうどの時間に休憩が取れない事もあり、せっかく入れていただいたお茶が冷めてしまっては申し訳ありません。
休憩は自分達の都合の良いタイミングに、自前のお茶セット(麦茶やコーヒー)で飲んでいますので、お茶出しのご心配には及びません。

塗料に種類があると聞いたのですが?
外壁に塗る塗料にはグレードがいくつかあります。塗料の中の樹脂により、塗料自体の耐久力・付着力・汚れにくさ等に特徴があります。ただ、どんな違いがあるのか?は分りずらいものです。そこで、個人的見解ではありますが、それぞれの特徴が分るように一覧表にまとめてみました。

塗料中の樹脂

耐久年数の目安

特徴

価格

アクリル

約5年~8年

数年前までの外壁塗料の標準グレード。

高級塗料の出現により「せっかく足場を組んでやるなら良いものでやりたい」というご要望により、外壁塗料としては選ばれる事が少なくなりました。

安価

高価

ウレタン

約10年

現在の外壁塗装の標準グレード。

価格と基本性能のバランスが良く、アクリルより耐久性が高い。

シリコン

約13年

外壁塗装の高級グレード。

ツヤと汚れにくさ、手触りにおいて価格以上の違いがあるようです。

現在、花まるリフォームでは一番選ばれている種類の塗料。

フッ素

15年以上?

耐久性と価格は、ずば抜けて高いが、汚れ安い・塗り替え時に問題あり。

「15年以上メンテナンス無し」の考えに賛同できないので、花まるリフォームではラインナップから外しております。

油性塗料と水性塗料、どちらが良いの?
ものには必ず「メリット」と「デメリット」があります
それは、油性塗料と、水性塗料にも当てはまります。水性塗料と油性塗料の一番の違いは「ニオイ」です。
周辺の環境により、ご近隣対策でニオイの少ない水性塗料をオススメする場合があります。
また、赤ちゃんやお年寄り、またアトピーやのど等に敏感な方がお住まいの場合は、ニオイの少ない水性塗料をオススメしています。
油性塗料の場合は「やっぱりペンキは油性でしょ」とお思いの方は多いですね。「良薬口に苦し」では無いですが、ニオイさえ我慢出来れば丈夫な油性塗料で塗りたいとお思いの方が多いのも事実です。そして、その時に問題になるのが「ニオイの度合い」になります。
どの程度のニオイなのか…?
どのくらいの期ニオイが続くのか…?
それは、感じ方に個人差もあり、好き嫌いもあるので非常にご説明するのが難しいのです。ただし、今まで油性塗料を塗っていて「臭くて眠れなかった」と言われた事はありませんでした。
また、工事が終わるまで(足場が取れるまで)ニオイが残る事はありません。
下の図は、花まるリフォームで取り扱っている塗料の特徴を、独断と偏見でまとめたものです。(住宅用塗料でシェア№1のエスケー化研の塗料です)参考にしてみて下さい。

塗料名

水性
セラミシリコン

クリン
マイルド

ウレタン

クリン
マイルド

シリコン

水性

セラタイトSi

タイプ

水性

油性

水性

臭気

なし

塗装期間だけ有り

なし

主要樹脂名

シリコン

ウレタン

シリコン

シリコン

セラミック技術

全体に混ざる

表面に浮き出る

表面に浮き出る

表面に浮き出る

耐用目安

約10年

約12年

約14年

約14年

耐水性

○◎

◎◎

◎◎

耐汚染性

○◎

◎◎

◎◎◎

防カビ・防藻性

つや保持率

○◎

◎◎

特徴

水性外壁塗料のベーシック

シリコンの含有量を抑え、価格と性能のバランスも良く、人気の塗料です。

セラミック粒子を混ぜ合わせて従来製品より耐候性を向上させました。

油性のスタンダード

ニオイが気にならなければ断然オススメ!

花まるリフォーム1番人気の塗料。シリコンは艶がやっぱり一味違います!

油性塗料の効果を水性塗料で実現させた塗料

油性と同等の超低汚染化を進めたため、艶は少し控えめ。

ニオイのしない安全さを取れば、水性でこの効果は抜群の塗料です。

【油性塗料の特徴】

塗った後でセラミック粒子が塗料の表面側に浮き出して固まります。セラミックは、静電気を防ぎ、汚れを寄せ付けまず、雨で汚れを洗い流す効果も発揮します。

塗装作業中は少々においますが、手触り・色艶で判断すると個人的には油性塗料がお奨めです

吹き付けをするのですか?
ほとんどの塗替え工事では「吹き付け」はいたしません。ローラーとハケを使った「手塗り工法」になります。
何故吹き付けをしないのかと言うと、塗料飛散事故の危険があるからです。一番危険なのが自動車です。
「何台もの高級外車に塗料が飛散して、大変な損害賠償額になった」と言うようなウワサ話は良く耳にしたものでした。

光触媒やフッ素塗料が良いと言われたのですが?
花まるリフォームでは、15年以上の超寿命塗料は使いません。
インターネットで検索してすると、「光触媒」や「フッ素」そして「NASAの技術が使われた塗料」など特別な塗料の売り込みが激しいく、どの会社も、「工事代金は割高だけど、長持ちするからかえって割安だ」との宣伝文句が目を引きます。
しかし「20年ノーメンテナンスの塗料」を塗った場合、どこかで不具合が出てきても「10年目の健診=塗り替え工事」をしないので、その手当てが遅れて深刻な事態になりかねません。
どんな材料にも、それぞれにメリット・デメリットがあります。
それを隠して良い面だけを伝えても、結果的にお客様を裏切る事になります。
「正しい情報」を発信するのが、私たち「花まるリフォーム」の使命だと考えています。

見積もりは無料ですか?
もちろん、見積もりは無料で行っています。また、ご相談のみでもお気軽にお問い合わせください。
「意外と気にする程の事ではなかった」
「思いの外、危険な状態だった」といった判断が、お電話やメールでもできる場合があります。
「こんな事聞いていいのかな?」とは思わず、まずは経験のある私たちにご相談下さい。

見積書面を受け取る時の注意点は?
花まるリフォームでは、見積もり計測時にお約束した日時に、計測の担当者が直接見積もり書面をお持ちします。
その際には、修繕策などの詳細な内容やプランの解説、塗料サンプルのご説明を担当者が行います。
出来れば、直接お話しを聞いていただきたいのでご家族の皆さんに同席して頂けるとスムーズに意見交換が行えます。
さらに、解説無しで、見積もりを郵送する業者さんもたくさんいらっしゃいますが、花まるリフォームでは、極力直接提出をさせていただいております。
「何円で工事が出来るのか?」だけ分かっても意味が無く、「どんな工事を、どのように、どんな材料で、どんな人間が、何円で出来ます」という事を、きちんとご説明いたします。

業者が見積もりに来たらどうすれば良いの?
「花まるリフォーム」の見積もり計測では、基本的に3時間程度のお時間を頂いています。まず、お客様の気になっている事や不安な事は全てうかがい、ご要望に沿ったご提案をいたします。次に、全ての箇所を詳細に測ります。坪○○円~、などというザックリしたお見積りはお出ししません。最後に、計測と同時に診断をした結果を、お伝えいたします。予算の目安や工事の希望時期などをお聞きして、お見積り書面の提出日を設定致します。

見積計測時に業者を比較する事が出来ますか?
まずは、見積もりの滞在時間で業者の真剣度合いが分かります。
「低質業者」の場合、お客様に沿った提案など頭の外。ゆっくり話を聞く気も無ければ、お家の適切な診断知識も無いので、おのずとパパッと終わります。
早いと10分しか見ない業者もいるそうです。
1時間以内に帰ってしまう業者は「低質業者」の恐れありです。
なぜなら、本気できちんと診断し、そして施工の準備としての見積もりをするなら、最低でも30分は現場調査に掛ってしまうものです。
次に、驚く事に、外壁塗り替えの見積もりに、ハシゴを持ってこない業者が結構います。
見ても分からないから下からしか見ないのかも知れません。
いずれにしても、車に積んであっても良いとは思うのですが…。
同様に、屋根に乗るか乗らないかで判断出来ます。
屋根のお見積りをするのに、その屋根を直接見ないのは論外です。
塗らなくても屋根は重要なので、ハシゴを掛けて一応見るのが鉄則です。

相見積もりは3つ取った方が良いの?
「見積もりは3つ取った方が良い」と一般的に言われています。
ただ、比較するのを「金額」だと勘違いしないでください。
高くても「低品質」の業者・安くても「高品質」の業者がいるからです。「見積りを取る事の本当の意味」は、金額を知るためでは無く、その業者の「質」を確かめるためです。
今話題の「低質業者」に当たらないために、その点には十分注意して下さい。
「悪質リフォーム」が問題になり、訪問販売業者はあまりいなくなりました。ただ、あなたが満足する塗り替えをするために注意をするべきなのは、「悪質業者」では無く「低質業者」です。
もはや、「悪質業者」と言われる程ひどい業者はほとんどいません。
しかし、「お客様のため」という意識の低い業者が多いのです。
残念ながら我々建築業界には、人に気を遣いたく無いから…という理由で職人になったり、専門知識が全く無いのに口が上手いだけで仕事を受注するブローカーのような営業マンが多いのです。
そしてチラシや広告で会社を選び、人柄で営業マンは選べても、実際に工事をする職人や下請け業者は選ぶ事が出来ません。
工事のクレームの多くは、「職人のマナーの質」と、「下請け業者の手抜き工事」によるものがほとんどです。
実際にあなたのお家に来て2週間近く作業をするのはその人たちですから、マナーやお客様への配慮の悪い職人や、営業と職人のかけ橋が出来ない現場監督へのクレームが、業界全体の6割を占めていると言われる「低質業者」へのものだと言われているそうです。

見積もり書面は、どう比べたら良いの?
「花まるリフォーム」が考える「見積もり書面」に書いてあるべき内容は、
① お客様にわかりやすい事
② 工事の内容・使用する材料が明確になっている事
③ 施工範囲(数量)が明確になっている事
④ それぞれの工事の部位が分割出来るようになっている事
⑤ 数量が出るものについては(1式)表記はしない事
また、もっとも大切にしているのは、「見積もり書」ではありません。
数字=金額だけの「見積もり書」では、どんな工事が行われるのか?それはさっぱり分かりません。よく、「同じ工事なら、安い方が良いに決まってるでしょ!」とおっしゃる方もいらっしゃいますが「同じ工事」である筈がありません。
ですから、専門知識をお持ちでない皆様のために、どれだけ分かりやすく・理解しやすく伝える努力をするか?「とことんお客様志向」でいられるか?
これが、「何もかも分からない」お客様への、私たちの誠意だと考えています。

見積りした結果、「まだ早い」と言われる事はありますか?
私たち「花まるリフォーム」では、実際にお家を見させて頂いた時に、「まだ塗るのには早いんじゃないですか?」とお伝えする事もあります。
それは、何故かというと「訪問販売の業者に『今すぐ塗らないと大変な事になる』と脅されたのだけど…本当かどうか見てほしい」そんなご依頼が年に数回あるからです。
そのほとんどが、お電話でお話を聞かせて頂いた段階で判断出来ますが、実際に診断をしにうかがう事もあります。万が一という事もあるからです。
ただ、無駄に早く塗り替えても意味がありません。
お家を見せて頂いても、そのほとんどが「3年後ぐらいまでに塗り替えをすれば良い」といった状態です。
そんな時は、そのままのお家の状態をお伝えさせていただき、アドバイスだけで帰る事の方が多いのです。

資料請求ってなんですか?
みなさんが
「どこの業者に依頼したら良いか分からない」
「大切なお家の事で、業者選びで失敗したくない」
こう思われている事は、専門業者である私たちも日々実感している事です。
また「セールスはされたくない」というお気持ちも理解できます。
そこで、セールスをされる心配が無く、「外壁塗装で後悔しない業者選び」が出来るように「小冊子」を書きました。
また、見積もり依頼をする時のマニュアルとして読んで欲しい「資料集」も書きました。
(ホームページ上では伝えられない情報・印刷物ならではの情報もあります。)是非ご一読下さい。

小冊子を請求したら、しつこくセールスされるか不安で申し込めません。
もしもセールスをしてご契約いただいても、「花まるリフォーム」では「セールス」は一切いたしません。
なぜならそれは、自分がセールスされるのが一番嫌いだからです。
そして私はセールスされて買ったものは、必ずいつも後悔してしまいます。
工事の時に後悔しているお客様と良い関係が築けるはずがありません。セールスしない本当の理由は、私たち自身がセールスをしてご契約をいただいても、お客さまを本当の意味で笑顔に出来ないからです。
ですから私たちは「セールスして、なんとかご契約いただく事」よりも、「きちんと説明して、ご納得いただいた上で、選ばれる事」に、惜しみ無い努力をしています。

契約書は交わしますか?
花まるリフォームでは、一般社団法人住宅リフォーム推進協議会にて公開されている書式を利用しています。
この住宅リフォーム工事用の標準的な契約関係書式を利用することにより、リフォーム工事内容、変更内容を明確化し、お客様、業者とも安心してリフォーム工事が行なえる事を目指しております。

業者の種類ってあるんですか?
外壁塗装の依頼先には、大きく分けて6種類あります。
① 家を建てた建築会社・工務店・大工さん
② リフォームチェーン店・ホームセンター
③ 塗り替え専門店
④ 知人の紹介
⑤ チラシ・ポスティング業者
⑥ 訪問販売業者
それぞれに特徴がありますが、③の塗り替え専門店以外は直接塗る人=職人を選ぶ事ができません。また、実際の工事金額に、数社分のの手数料「紹介手数料」として上乗せされる事になります。
又は、お支払い金額のうちから、実際の工事業者への支払いが「半分程度」引かれ、工事に掛けられる品質がその分減ってしまう事が多いようです。
結果的に、見積もり金額と「工事の品質」は比例しません。

大手と専門店、どちらがいいのか分からない。
「餅は餅屋」というように「専門店」の良さは理解できます。
ただし「大手」「ブランド」に魅力を感じられる方もいらっしゃるでしょう。
結局、どちらが良いのかは「個人の好みの問題」になるのかも知れません。
私たちの考えでは、結局、塗るのは「会社」では無く「人」である、というとてもベーシックな事です。
会社の規模や、営業マンの性格は、あなたの大切な家を守りません。
現場の職人だけが、あなたの家の隅々までをチェックして、実際の手当てを行うのです。
どちらにも「メリット」「デメリット」があります。
大切なのは、「会社」か「人」か、どちらがあなたにとって最良の選択なのかを考える事だと思います。
あわてないで、ゆっくりとご決断して下さい。