外壁塗替え時期のサイン10項目を全解説!

 
外壁塗替え時期のサイン10項目を全解説

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花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。

・年数も経つしそろそろ塗り替えを検討すべきかな・・・
・とは言っても外壁の塗り替えは費用もかかるしなぁ・・・
・建てて15年経つけど何の問題も無いみたい。いつ外壁塗装をしたら良いのかな・・・

外壁塗装をする前には皆さんがこのように感じていらっしゃいます。
ここでは、そのようにお悩みの方へ明確なお家の劣化具合を見極めるサイン・目安・指標をお伝えし、そういった不安や疑問に応えられるよう解説を行います。

外壁塗装をご検討の皆様に、是非参考にしていただきたいと思います。

おうちが傷む要因とは、主に以下が考えられます。

  • 雨(酸性雨)→塗膜へのダメージのほか、滞留した場合周辺が湿気を帯びてコケが発生する
  • 雪、雹→重みによって雨樋など外壁の各所が破損する。雹の場合は穴を開けることもある。
  • 日光(紫外線)→塗膜分解
  • 排気ガス→汚れのもと
  • →汚れのもと、雨と共通
  • 動物被害→シロアリ、ハト等
  • 塩害→沿岸部に済んでいる住宅(鉄筋コンクリート・その他鉄部)
  • 地震→外壁のヒビ割れ
  • 道路工事・建設工事→外壁のヒビ割れ、粉塵による汚れ
  • 付近での頻繁な車両通行→外壁のヒビ割れ、排ガスによる外壁や換気口の汚れ

 

2. 塗り替えサインの種類

外壁塗り替えのサインとして目安・参考にできるものには様々なものがあります。
ここでは、塗り替え時期を見極める10のサインを美観変化系、劣化症状系、自然現象系の3項目に分けてみました。

 

2‐1 美観変化系

最初は見た目で分かる症状です。
美観の変化が目に見えて分かる頃は大抵築10年を過ぎた頃です。
「汚れて来たな・・・」と感じる時期は外壁塗り替えのサインとしても適切なサインと言っても良いでしょう。

外壁塗り替えのサイン① コケ

外壁に生えたコケ コケは主に外壁の北側や、風通しの悪い所に生えてきます。

1階部分だけでなく、日当たりの悪い2階でも発生します。
ご自分では見えなくてもお隣から丸見えなんてことも・・・

コケは雨水が当たる部分に生える 雨水が当たる部分だけにコケが生えてしまう実例です。

このように、コケが生えているところは外壁に雨水が直接当たっている場合が多く、外壁の塗装が劣化してしまう要因になります。

 

外壁塗り替えのサイン② 退色

外壁の退色 紫外線による劣化のサインが退色です。

濃い色の外壁ほど色落ちが目立ちやすくなります。

触れるとチョーキング現象で手に色が付く場合と、洗い流されてしまい手には付かない場合があります。

退色した雨どい 色が飛んでしまう退色は、外壁や鉄部意外でも起こります

例えば写真の雨どいも退色が激しい部分です。

元々は矢印の部分の濃いコゲ茶色立ったものが退色して白っぽくなっています。

 

外壁塗り替えのサイン③ 汚れ

バルコニー外側の汚れ 雨が常に当たってしまう場所は特に劣化が激しくなりがちです。

雨の通り道は写真のように筋になって汚れていきます。

特にバルコニーの外側は上部に溜まったホコリが雨でダラダラと流れてしまうため汚れやすいのです。

軒先の出ていない家は汚れやすい 最近の建物は軒先が短いので、雨が直接外壁に掛かる率も高くなっています。

雨で外壁が濡れると、その後で空気中に舞っているホコリやチリが付きやすくなります。

ですから、雨汚れてしまいやすい外壁の部分は汚れやすくなるのです。

浴室換気扇部分からの汚れ 外壁を汚すのは室内側の汚れが原因になる事も有ります。

特にキッチンの換気扇フードの下は油汚れが付いて黒くなりやすいです。

また、キッチン以外にもお風呂の換気口からは湿気を含んだ空気が出て来ます。

湿気を含んだ空気は汚れてはいませんが、水蒸気が外に出る時に冷えて水滴になると、ダラダラと外壁を濡らしていまします。

毎日の入浴で気付かないうちに水滴が外壁を塗らしていると、そこには汚れだけでなくコケが伴っている場合があります。

 

2‐2 劣化症状系

見た目よりも劣化の症状が具体的に表れている場合もあります。

以下のサインは雨漏りや大きな補修工事に繋がる不具合のサインとも言えます。

大きな手術になる前の、早期発見・早期治療を行う事で安心に暮らすことが出来ます。

外壁塗り替えのサイン④ 外壁のヒビ割れ

窓枠から入ったヒビ 外壁のヒビ割れには、補修が必要な場合と塗装で収めるだけで十分な場合があります。

ヒビ割れの対処は埋めれば必ず跡が残るので事前にきちんと説明を受けておかないと「こんな風になると思わなかった!!」というようなトラブルになりがちです。

クラックスケール ヒビ割れの危険度を判定するには現場経験が必要です。

ヒビの太さだけでは判断は出来ないのですが、ヒビ割れの太さを計る「クラックスケール」というものもあります。

 

外壁塗り替えのサイン⑤ チョーキング

チョーキング 塗膜が劣化し、触れると手につくのがチョーキングの特徴です。

退色と同時に起こる現象です。特に南側の太陽の良く当たる場所では、塗料の寿命が尽きてチョーキングが起きている事が多くなります。

白い色の場合は濃い色より退色の変化が分かりにくいものです。

写真のように、白いアルミサッシの窓枠などでもチョーキングが起きます

チョーキングしていても見た目の変化が少ないので、触ってみるまで分からない場合も多いです。

 

 

外壁塗り替えのサイン⑥ サイディング外壁の目地の亀裂

サイディング外壁の目地が切れると大きなヒビ割れと同じ事になる 外壁の目地や窓枠の目地の劣化も塗り替えのサインです。

これらは一般的に「コーキング」と呼ばれたり「シーリング」と呼ばれたりしますがどちらも同じ意味で使われています。

目地は幅・奥行き共に1㎝程度 このように目地の奥が見えたら危険! 目地は奥行きが約1cm程度です。

完全に切れてしまうと「ヒビ割れ」どころの太さではありません

写真のように奥の金属が見えている場合には、早急に手当てが必要です。

 

外壁塗り替えのサイン⑦ 鉄部・アルミの錆び

鉄部の錆 鉄部の錆び、腐食、欠落、塗膜の剥がれは昔からなじみ深い塗装のサインです

雨水に触れるとサビの色が流れて、外壁など他の部位を汚すこともあります。

アルミの白い錆び なんと”!アルミも錆びます!!

アルミの錆びは「白」

一般住宅の窓枠や手摺のアルミが錆びる場合は、ガス給湯器からの「熱」の影響が主な原因です。

写真の窓枠には、お隣の給湯器の排気熱がモロに当たっていました。

(それを知ったお隣様はすぐに熱が当たらないような装置を付けて下さいました)

 

外壁塗り替えのサイン⑧ 外壁のハガレ・膨れ

外壁のハガレ 塗装が剥がれてしまえば、当然塗り替えの必要があります。

剥がれてしまう主な原因は塗る前の下地処理の手抜きや、塗料の選別ミスなどが挙げられます。

外壁塗装の膨れ まれに写真のように外壁が風船状に膨れている建物を見付けてしまう事があります。

これは雨漏りの一種です。

外壁と塗装の間に雨水が入って膨れている状態です。

このような「知らずにいた不具合」を見つけることも外壁塗装工事の大きな役割になります。

 

2-3 自然現象系

お家は10年毎の塗り替えがベストです。

しかし、構造や立地によって、劣化の具合が早いおうちもあれば、20年経っても見た目に問題が無さそうなお家もあります。

10年というサイクルを念頭に置きつつ、実際に観察して判断されるのが重要です。

外壁塗り替えのサイン⑨ ・植物

ツタは少量のうちに撤去したいツタもこの程度の時に撤去するのは簡単です 枯れてしまうとツタは取りにくい枯れてしまったツタは撤去しても、綺麗に取れない

アッと言う間に伸びたツタ

このツタは約2年でこんなに家に覆いかぶさってしまったそうです。
「いつの間にかこんなにツタが生えてしまって・・・」と途方に暮れてご連絡を下さる方も年に数件いらっしゃいます。
ツタの撤去は植木屋さんでも請けてくれないそうです。
ツタなどの植物はもちろん外壁を侵食していきます。
水分が素地を痛めるのはもちろん、吸盤状に根元が残るので、その処置に費用も掛かってしまいます

 

外壁塗り替えのサイン⑩ 積雪

雪害で歪んだ雨どい 雪も家を傷める要因の1つになります。

外壁では無いですが、雨どい・カーポートの屋根・テラス屋根などを壊してしまう場合があります。

雨どいが凹んだり歪んだりしているのに気付かずにいると、外壁を傷める原因になるので注意が必要です。

雪害で壊れた雨どい 雪の重みで屋根が曲がったカーポート

 

3. 「見極めるサイン」を悪用されないように注意する


ここまで10項目のサインについて紹介していきましたが、この項目を悪用して脅す業者も多く注意も必要です。
先日も業界新聞に「屋根の業者が行政処分、屋根業者2社に 「漆喰落ちてる」と嘘」と言う記事が載っていました。
騙されて不要な工事を頼んでしまっては本末転倒です。

外壁塗装工事はお家の保守メンテナンスですから必要に応じた内容で行うべきです。
全てをデラックスにやれば良いのは分かりますが、時と場合と事情により判断は変わって来ます。

たとえば「外壁目地のシールは必ず全ての箇所を打ち替えなければならない」という訳でもありません。
状況を判断して、お客様と業者で相談をしながらプランを立てることも重要です。

「やれば良いのは分かるけど、本当に必要かな?」「金額は一番安いけど、ちゃんとした工事をしてくれるのかな・・・」という不安を抱えず、施工内容と規模、そして料金が納得出来るように事前の打ち合わせをしっかり取る事がお互いに重要でしょう。

 

4. お家の情報を理解しておく

サインを確認することも重要ですが、お家の情報をあらかじめ正しく理解しておくことも前提として考えるべきでしょう。
大まかに以下の3点が挙げられます。

 

経過件数を確認する

どんなおうちでも10年を境に、上記で説明したような症状が外壁のどこかしらに現れるということを念頭に置くべきでしょう。

日当たりのいい面はチョーキングしていますし、サイディングであれば目地も劣化しています。

 

立地条件を知る

上記でも述べましたが、交通量の多い道路に面したおうちでは地盤の揺れが激しいことや、廃ガスによって換気口周辺が汚れやすいことが分かります。

プロでなくとも、塗り替えのサインを熟知した上でおうちを見渡せば、ある程度は外壁の症状の要因を予測することが可能です。

 

外壁について正しく知る

モルタル外壁や窯業系サイディング等、日本の家屋で比較的広く使われている外壁は上記の塗り替えのサインが当てはまりますが、そうでない外壁もあります。

それが、「本来塗り替えが必要にもかかわらずノーメンテナンスと謳われている外壁」です。

これが厄介で、メーカーは自信を持って言い切るのですが、サイディングを始めガルバリウム合板なども、出始めはみんな「半永久的な素材です!!」と言うのです。(そもそも「永久」に半分というのは矛盾しているのですが・・・)

最近の素材では、いわゆる漆喰調の外壁が流行していますね。

特に西欧漆喰というタイプに効果が高いとされているようです。

これを言うと嫌われるのであまり言いたくないのですが・・・「メーカーのいう事を信じたらいけない」と言うのが父の口癖でした。
塗装の方面でも「今回塗り替えると30年持ちます」と言っているハウスメーカーさんがいるので、本当に信じてはいけないなぁ・・・と思ってしまいます。

 

5. まとめ

いかがでしたか?

まずは、

・年数も経つしそろそろ塗り替えを検討すべきかな・・・

・とは言っても外壁の塗り替えは費用もかかるしなぁ・・・

・建てて15年経つけど何の問題も無いみたい。いつ外壁塗装をしたら良いのかな・・・

と言う点について参考になれば幸いです。

このコラムで外壁塗装の時期が来たみたい、と思ったら次のステップは見積もり業者の選定になります。

気になる方は以下のコラムも参考にしてみて下さい。


 

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