世田谷区 I様邸|ALC外壁の雨漏り
外壁の表面がボロボロと剥がれ落ちてきて雨漏りが・・・
世田谷区 I様邸 外壁屋根塗装事例(2013年10月12日 完工)
ビフォー | アフター |
1. 工事のきっかけ・お客様とのエピソード
I 様邸は築20年ほどの建物ですが、数年前より雨漏りに悩まされてきて外壁塗装と同時に雨漏り対策をご希望されました。
当初の見立てでは東面に浮き出ている クラック補修痕が怪しいと診断しましたが、足場を組んで作業を開始すると驚く事実が判明しました。「ALCパネルの板間目地にシールが打たれていない!」ALCパネルは軽量気泡コンクリート板の略で、簡単に表現すると「軽石」のようなパネルを鉄骨に貼り付ける外壁材です。
コンクリートに比べ驚くほど 軽量で施工性が良く、耐火・断熱効果も優れています。
しかし構造が「軽石」状のため、防水性能はまったくありません。
パネルの継目(板間目地)にはしっか りとALCパネル用のシール処理を行い、防水性能を持たせるための外壁塗装はとても重要な工程となっています。
ところが、なぜかI様邸では板間目地には シールではなくモルタルが塗りこまれているだけでした。
モルタルにはそんなに防水性能はありません。これで は塗膜が劣化するとアウトです。
特に目地の部分は雨水の通り道になりやすい為、塗膜が傷んで目地のモルタルが露出すると雨水が入りやすくなります。
このま まではいくら外壁を塗り替えても雨漏りは解決しません。急遽、パネルの目地にシール処理を施し、外壁塗装の材料は雨漏りに強い弾性塗料に変更しました。果 たして、無事完工を迎えた直後に大型の台風が2連続で襲来しましたが、見事雨漏りは治まりました。
追加工事が発生し予算も工期も延びてしまいましたが、懸案だった雨漏りが解消して
「これで安心して眠れる」とホッとしたI様のお言葉が胸に染み入りました。
当初の見立てでは東面に浮き出ている クラック補修痕が怪しいと診断しましたが、足場を組んで作業を開始すると驚く事実が判明しました。「ALCパネルの板間目地にシールが打たれていない!」ALCパネルは軽量気泡コンクリート板の略で、簡単に表現すると「軽石」のようなパネルを鉄骨に貼り付ける外壁材です。
コンクリートに比べ驚くほど 軽量で施工性が良く、耐火・断熱効果も優れています。
しかし構造が「軽石」状のため、防水性能はまったくありません。
パネルの継目(板間目地)にはしっか りとALCパネル用のシール処理を行い、防水性能を持たせるための外壁塗装はとても重要な工程となっています。
ところが、なぜかI様邸では板間目地には シールではなくモルタルが塗りこまれているだけでした。
モルタルにはそんなに防水性能はありません。これで は塗膜が劣化するとアウトです。
特に目地の部分は雨水の通り道になりやすい為、塗膜が傷んで目地のモルタルが露出すると雨水が入りやすくなります。
このま まではいくら外壁を塗り替えても雨漏りは解決しません。急遽、パネルの目地にシール処理を施し、外壁塗装の材料は雨漏りに強い弾性塗料に変更しました。果 たして、無事完工を迎えた直後に大型の台風が2連続で襲来しましたが、見事雨漏りは治まりました。
追加工事が発生し予算も工期も延びてしまいましたが、懸案だった雨漏りが解消して
「これで安心して眠れる」とホッとしたI様のお言葉が胸に染み入りました。
2. 施工前(外壁・屋根のチェック)
施工前の外観です。道路面はタイル張り、裏面(白い面)がALC外壁です。 |
施工前の屋根です。わずかにコケが見られます。 |
バルコニー床はウレタン防水ですが、すでにトップコートが剥がれてまだら模様になっています。 |
ALC外壁はモルタルで仕上げています。目地にはシール材ではなくモルタルを埋め込んでいるため、経年劣化により目地部分のモルタルが剥がれています。 | ALC外壁表面のモルタルが浮いてしまっています。 | 既に雨漏り対策としての補修痕がたくさんありました。 |
3. 工事開始
3-1. 屋根塗装工事
屋根塗装の下塗りです。 |
中塗り中です。遮熱塗料の「クールタイト」を使用しています。 |
更に遮熱塗料「クールタイト」で上塗りを行います。 |
3-2. 外壁塗装工事
外壁塗装を開始。まずは剥がれかかっているモルタルをすべて撤去しました。 |
撤去した目地にはシールを打ち込んで補修。 |
下塗りの後にマスチック塗装でパターンを付けています。 |
パターン付け作業は2回行います。 |
マスチック塗装で分厚い塗膜を形成し、中塗りを行います。 |
仕上げの上塗りです。合計5回塗りの弾性塗料仕様です。 |
3-3. バルコニー床防水工事
高圧洗浄で汚れを洗い流します。 |
剥がれかかっているウレタン防水の塗膜を撤去しています。 |
下地のクラック部分にシール材を注入して補修します。 |
プライマー塗布後にウレタン防水の主剤を流しています。 |
1回目の主剤が硬化したら2回目のウレタン防水主剤を塗布します。 |
最後にトップコートを塗布してウレタン防水の完成です。 |
4. 工事完了
施工後の外観です。モルタルが剥がれかかっていたALC外壁面は弾性塗装で丈夫な外壁になりました。 |
クラック補修痕が醜かった外壁も美しく仕上がりました。 |
遮熱塗料で塗られた屋根は美しい艶が出ています。 |
バルコニー床は全面ウレタン防水を更新しました。まるで鏡のように輝いています。 |
5. I様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら
プラスになったオリジナル小冊子
※I様から頂いた「お客様の声」全文はこちらをご覧下さい |
完成記念写真を撮らせて頂きました。 I様ありがとうございました! |
6. I様と共通の施工事例
6-1. I様と共通の世田谷区の施工事例
6-2. I様と同じ外壁塗料(水性セラミシリコン)の施工事例
7. その他の施工事例とお客様の声
その他の施工事例はこちら |
その他のお客様の声はこちら |
8. 施工事例データ
8-1. 塗歴・時期・工期
塗装履歴:2回目の外壁塗装 | 日程:2013年/平成25年 9月2日~10月12日 |
工期:21日間以上 (休工日含む) |
8-2. 築年数・構造・外壁種類
築年数:20年以上 | 構造:鉄骨造/ALCパネル/3階建て構造 | 外壁の種類:吹き付けタイル(艶有り)
|
8-3. 足場・外壁・屋根・予算
足場:301㎡以上 | 外壁:121㎡~140㎡ | 屋根:61㎡~80㎡ | 予算:200万円以上 |
8-4. 外壁塗料・屋根塗料・色
外壁塗料:SK化研/水性セラミシリコン
塗装色:SR-N-70 |
屋根塗料:SK化研/クールタイト
塗装色:CLR-121(セピアブラウン) |
細部塗装:日本ペイント/ファインウレタンU-100 塗装箇所:雨どい・ヒサシ・シャッターBOX・等 |
8-5. その他工事
ウレタン防水再施工工事屋根改修工事 | 雨漏り改修工事 |