事前に勉強会に参加しました。築10年の外壁と屋根の塗装｜日野市Ｈ邸

花まる外壁塗装勉強会に参加しました。

はじめての外壁塗装の前に読む小冊子と花まる通信をお送りして約4年。

Ｈ様からご連絡があったのは「花まる外壁塗装勉強会」へのお申込みでした。

これは、外壁の塗装を考えている方に向けて、塗料の種類や選び方から、塗装のタイミングの見分け方等、様々なお役立ち情報をお知らせしている勉強会です。

Ｈ様のお隣が屋根の割れ対策に屋根材をかぶせるカバー工法で補修工事を行っており、お隣の工事中にＨ様の屋根も割れているのが見えたと営業が来たので、屋根の補修を考えるようになったそうです。

勉強会と言っても何十人ものお客様に一度にお教えしているわけではなく、1～2世帯のこじんまりとした会なので、Ｈ様が参加された会では塗料の勉強の他に、屋根をカバー工法で補修した場合と塗料で塗装した場合の違いについても詳しくお教えしました。

実際に下見したところ、屋根はカバーする必要があるほどの傷みではありませんでした。

Ｈ様から外壁と屋根の塗装で考えたいとご連絡をいただいて見積もりに行ったところ、屋根が割れて補修をしてあるところがいくつかありました。

築10年だとスレート瓦が数カ所ひび割れていることは珍しくなく、通常は塗装時の塗料でヒビが埋まることも多く、割れていてもコーキングで問題なく、カバー工法が必要と思えるほどの傷みではありませんでした。

カバー工法は築20～30年経って、スレート屋根の割れがひどい時に、瓦を全て取り替える「葺き替え」にするか「カバー工法」にするか、比較されることの多い工法です。

築浅の建物でもお客様が希望されるなら問題のない工事ですが、「必要に見せかけて過剰な工事に利用されている工法」という印象もあります。

Ｈ様も今回は塗装を行い、次回の塗替えの時に屋根の割れ具合を確認してから検討するということになりました。