築18年ジョリパッドは塗装しなくても大丈夫!?|杉並区I様邸

杉並区 I様邸外壁・屋根塗装事例
(2020年04月18日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

【アフター】屋根アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

汚れもなく綺麗なのでまだ大丈夫だろうと思っていたら18年経ちました。


そろそろ塗装したいと考え始めて、花まるリフォームの小冊子を平成27年から読み続けてきたというI様。

玄関以外の面を見てもあまり汚れておらず、気になるようなヒビもなく、塗装をするタイミングに迷って18年経ってしまったそうです。

お見積りでお伺いしてみると、お話の通り、目立ったコケ汚れやひび割れもなくきれいな状態でした。

外壁を触ってみるとパラパラと石粒が少し落ちるだけで、塗料の顔料が経年劣化して手につくチョーキングもありません。

ジョリパッドやリシンの外壁はチョーキングはしません。


I様邸のようなジョリパッドやリシン吹き付けの外壁は、石粒とペンキを混ぜて壁に模様や色をつけています。

なので、ジョリパッドやリシン吹き付けはチョーキングをせずに劣化で石粒(と気が付かない程度のペンキ)が落ちてくるのです。

これまでお見積りにお伺いしたお宅では、ジョリパッド外壁は「汚れが目立つので塗装をしたい」と言われることが多く、石粒が落ち出す前に塗装をしていました。

石化する壁として有名なユニプラルやモノプラルでは「石粒が落ちてくる」というご相談を多く受けているのですが、ジョリパッド外壁では初めてのケースでした。

状態が悪くなると塗装ができません。


石粒が落ちるだけで綺麗な外壁であれば、このまま塗装せずに済むと思うかもしれません。

石粒が少しだけ落ちるようであれば通常の塗装でもカバーできますが、落ちる量が多くなれば下塗り材で強力に壁を固めることになり、手間も費用もかかります。

触ったらボロボロと崩れるまでになると、もはやその場所は何もくっつかなくなり塗装できなくなるのです。

そのため、ジョリパッドやリシンの外壁は「チョーキングに関係なく、石粒がボロボロと崩れる前に塗装」することが重要です。

幸いなことにI様邸の石粒の落ち具合からすると、通常の下塗り材で充分に固まることが期待できますので、特別な手当ては不要になりました。

※上塗材にジョリパッド用の(石粒とペンキが混ざった)アートフレッシュを使用した場合、経年劣化でまた石粒が落ちてくる可能性はあります。

この場合は上塗り部分のアートフレッシュの劣化であり、土台は固めてあるので再度塗装することができます。

※上塗材に石粒の入っていない塗料を使った場合は、経年劣化すると石粒は落ちてきませんが、顔料が手につくチョーキングが起こります。

家がきれいになると他の部分が気になります。


I様邸では、外壁と屋根の塗装は行うけれど、塀の塗装は予定していませんでした。

塀は外壁と同じくビビ割れもなく、目立つ汚れもなかったからです。

外壁の塗装も完了し後は足場の撤去を待つばかりとなると、そのままの塀が気になってきたようです。

「やっぱり塀もこの機会にきれいに塗りたい」とI様よりご相談があり、塀の塗装も追加になりました。

施工前(外壁・屋根のチェック)

外壁はコケ汚れやひび割れがなくとてもきれいな状態でした。外壁はコケ汚れやひび割れがなくとてもきれいな状態でした。
コケ汚れがあったのは破風板でした。ジョリパッドとは材質が違います。コケ汚れがあったのは破風板でした。ジョリパッドとは材質が違います。
こちらの汚れも破風板でした。こちらの汚れも破風板でした。
3階テラスの内側は湿気がこもりやすいこともあって、若干の汚れが出ていました。3階テラスの内側は湿気がこもりやすいこともあって、若干の汚れが出ていました。
お隣に背の高い落葉樹が多く植えられているため、雨樋にかなりの落ち葉が溜まっています。お隣に背の高い落葉樹が多く植えられているため、雨樋にかなりの落ち葉が溜まっています。
外壁にピッタリとつけられた物置。足場を立てた後は動かせるスペースがなくなるため、完全に移動させるか、この後ろの外壁は塗装しない(物置に覆われているので劣化は少ない)の2択になります。外壁にピッタリとつけられた物置。足場を立てた後は動かせるスペースがなくなるため、完全に移動させるか、この後ろの外壁は塗装しない(物置に覆われているので劣化は少ない)の2択になります。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の高圧洗浄の様子です。きれいなように見えて、汚れていたことがよくわかります。外壁の高圧洗浄の様子です。きれいなように見えて、汚れていたことがよくわかります。
軒裏などもしっかりと洗い流していきます。軒裏などもしっかりと洗い流していきます。
外壁を下塗りしています。外壁を下塗りしています。
下塗りがしっかりと乾いた後、外壁の中塗りをしています。下塗りがしっかりと乾いた後、外壁の中塗りをしています。
外壁の上塗りをしています。外壁の上塗りをしています。
外壁はエスケー化研のアートフレッシュ(AC-3032)で塗装しました。外壁はエスケー化研のアートフレッシュ(AC-3032)で塗装しました。

屋根塗装工事

屋根の高圧洗浄の様子です。屋根の高圧洗浄の様子です。
雨樋は落ち葉等を手作業で取り除いた後に、高圧洗浄をしています。雨樋は落ち葉等を手作業で取り除いた後に、高圧洗浄をしています。
屋根の下塗り作業をしています。屋根の下塗り作業をしています。
遮熱効果の高い塗料で屋根を中塗りしています。遮熱効果の高い塗料で屋根を中塗りしています。
屋根にヒビ割れが入っているところがありました。屋根にヒビ割れが入っているところがありました。
屋根のひび割れをしっかりと補修しています。屋根のひび割れをしっかりと補修しています。
屋根の上塗りをしています。屋根の上塗りをしています。
上塗り作業が完成しました。上塗り作業が完成しました。
屋根にはエスケー化研のクールタイトSi (CLR-106)を使用しました。屋根にはエスケー化研のクールタイトSi (CLR-106)を使用しました。

その他塗装工事

ベランダの防水トップコートの塗替えでは、前回の塗料を電動工具で削り落とします。ベランダの防水トップコートの塗替えでは、前回の塗料を電動工具で削り落とします。
溶剤を使って、前回の塗料をしっかりと拭き取ります。溶剤を使って、前回の塗料をしっかりと拭き取ります。
拭き取りが終わった後は、防水用の塗料を塗っていきます。拭き取りが終わった後は、防水用の塗料を塗っていきます。
2回目のトップコートの上塗りです。2回目のトップコートの上塗りです。
ベランダの防水トップコート塗装が完了しました。ベランダの防水トップコート塗装が完了しました。
日本特殊塗料のタフシールを使用しました。日本特殊塗料のタフシールを使用しました。
追加で塀の塗装をすることになり、基礎部分の塗料が付きやすいようにケレン作業を行います。追加で塀の塗装をすることになり、基礎部分の塗料が付きやすいようにケレン作業を行います。
塀部分は外壁と同じように3回塗りで仕上げます。塀部分は外壁と同じように3回塗りで仕上げます。
塀は、上部を外壁と同じアートフレッシュで、汚れやすい基礎部分をケンエースで塗装しました。塀は、上部を外壁と同じアートフレッシュで、汚れやすい基礎部分をケンエースで塗装しました。

工事が完成しました!

タイル壁は塗装していませんが、軒天井と玄関枠を白色で塗装しました。タイル壁は塗装していませんが、軒天井と玄関枠を白色で塗装しました。
笠木や雨樋など淡いグレーで塗装し、柔らかい雰囲気になりました。笠木や雨樋など淡いグレーで塗装し、柔らかい雰囲気になりました。
こちらの面は外壁と同系色で塗装し、緑が映える仕上がりになりました。こちらの面は外壁と同系色で塗装し、緑が映える仕上がりになりました。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

I様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら

大変丁寧な塗装工事をしていただき、感謝感謝です。|杉並区I様


I様から頂いた「お客様の声」全文はこちらをご覧下さい

完成記念写真を撮らせて頂きました。 I様ありがとうございました!

I様と共通の施工事例

I様と共通の杉並区の施工事例

I様と同じアートフレッシュの施工事例

施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:初めての外壁塗装
日程:2020年/令和2年
4月6日~4月18日
工期:13~14日間
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:18年~19年
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:ジョリパット+吹き付けタイル
足場・外壁・屋根・予算 足場:241㎡~260㎡
外壁:181㎡~200㎡
屋根:61㎡~80㎡
予算:100万円~150万円
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/アートフレッシュ
塗装色:AC-3032
屋根塗料:SK化研/クールタイトSi
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・破風板・ヒサシ・基礎水切・シャッターBOX等
その他工事 バルコニーFRP床トップコート塗装工事
杉並区低炭素化推進機器等導入助成を申請