築34年。ベランダのリフォーム含む屋根と外壁の塗装|世田谷区S様邸-E
世田谷区 S様邸外壁・屋根塗装事例
(2018年11月22日 完工)
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アフター
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工事のきっかけ・お客様とのエピソード
築34年。世田谷区のリノベーション補助金を受けるにはギリギリでした。
S様邸は築34年。
世田谷区のリノベーション補助金には、「耐震性の確認ができる」建物というルールがあります。
これは、昭和56年(1981年)から適用された「新耐震基準」を満たしていることが必要になります。
昭和56年以降に建てられた建物でも建築確認を行った日が旧耐震基準の場合があるため、昭和56年6月1日以降に「建築確認を行った」建物であることが重要です。
S様邸の場合、築年数を伺うとギリギリ問題がなさそうではありましたが、築年数の記憶間違い等もあるので、しっかりと書類で確認しました。
ベランダの床が怖くて洗濯物が干せない
S様の相談事は屋根と外壁の塗装以外に、ベランダのご相談がありました。
「洗濯物干しとして利用しているベランダに上がるのが怖い」というご相談で、下見をしてみると確かに床が不安定で、特に角に大きなヒビが入っています。
手すりの根本を見ると、笠木部分から支柱が浮いてしまっていて、その分、ベランダの床が落ち始めているのが分かります。
一部交換や補修を行うのではなく、下地からしっかりと作り直す必要がありました。
S様邸には後2箇所合計3箇所のベランダがあります。
全てを作り直すには費用がかなりかかるので、使用頻度の高い1つのベランダだけ作り直し、1つは完全に撤去することになりました。
残る一つは入り口がない(他のベランダから出入りする)ことと、駐車場の屋根も兼ねているため、そのまま残すことになりました。
施工前(外壁・屋根のチェック)
ベランダの外壁に大きなヒビが入っています。
手すりの支柱が浮き上がっているようです。
外壁の割れも支柱の浮きも危険信号。バルコニー全体が落ちる可能性があります。
雨樋の縁にひび割れ、角度も傾きすぎています。雨の量が多いとその場で溢れる可能性があります。
外壁にも多くのひび割れがありました。
工事開始
外壁塗装工事
外壁の高圧洗浄をしています。
痛みが激しい外壁の一部を補修しています。
壁の下塗りを行いました。
壁の中塗りが始まりました。
上塗りをすると、塗装後が整ってよりきれいに仕上がります。
上塗りも行いました。
屋根塗装工事
屋根の下塗りをしています。今回は白い下地材を使っています。
塗料の乾きが早かったので、今回は中塗りも行いました。
今回はタスペーサーを入れて、雨漏り防止に必要な隙間を確保しています。
屋根の上塗り中です。
上塗りが終わり、屋根の塗装はこれで完了です。
その他塗装工事
壊れそうな古いバルコニーを解体します。
手すりを外して、床面の土台だけになりました。
土台がなくなって、壁に跡が残っています。この部分は新たにバルコニーは取り付けないので、塗装をして跡が目立たなくなるよう補修をします。
こちらは古いバルコニーを取り外した後に、新しいバルコニーを取り付けています。
新しいバルコニーの手摺りも取り付け終わり、床面を固定していきます。
バルコニーの土台部分をしっかりとコンクリートで固めています。
工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」
S様と共通の施工事例
施工事例データ
塗歴・時期・工期 | |
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日程:2018年/平成30年 10月29日~11月22日 |
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工期:21日間以上 (休工日含む) |
築年数・構造・外壁種類 | 築年数:20年以上 |
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構造:木造/モルタル/2階建て |
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外壁の種類:吹き付けスタッコ(艶有り) |
足場・外壁・屋根・予算 | 足場:181㎡~200㎡ |
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外壁:101㎡~120㎡ | |
屋根:41㎡~60㎡ | |
予算:150万円~200万円 |
外壁塗料・屋根塗料・色 | 外壁塗料:SK化研/水性セラミシリコン 塗装色:SR-133 |
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屋根塗料:SK化研/クールタイトSi 塗装色:CLR-106(グレー) |
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細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン 塗装箇所:雨どい・ヒサシ等 |
その他工事 | 大工補修工事 エクステリア・外構工事 |
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