小規模集合住宅の塗装｜練馬区集合住宅T

道路工事とバッティングしました。

長屋形式で作られた集合住宅Tは、道路から家1件分奥まったところにありました。

駐車場はないため、道路からの出入りは幅2メートル程度の通路だけです。

幸いなことに、通路に隣接する敷地内に車が入る空きスペースがあり、そこにトラックを止めて足場の資材運搬をしたり、作業車を停めることが可能でした。

実際に工事の日程を組んでいたところ、目の前の道路で夜間の舗装工事を行う予定があり、塗装工事が被ることが分かりました。

舗装工事で使用する重機や資材を空きスペースに停めるそうで、こちらが工事をしたい昼間の時間帯は使用中なので、こちらが日程を移すことになりました。

現場は多少余裕をもたせて工事完了後に次の現場に入れるように組んであります。

中途半端な期間でずらすとそこから後ろの現場が全てずれ込むため、今回は後ろに予定していた現場の方にお願いして、順番を入れ替える形で工事をすることができました。

集合住宅は水道探しが大変

小規模の集合住宅は戸建と大きく変わらないのですが、一つだけ難点になるのが水道です。

職人が手洗い・道具洗いに使う程度であれば水道がなくてもなんとかなるのですが、「高圧洗浄」だけは水道が必須になります。

水道の蛇口に取付けて4～6時間程度、水を出しっぱなしにするので、屋外に水道がないと高圧洗浄ができないことになります。

高圧洗浄では汚れや古い塗料も洗い流しているので、高圧洗浄なしで塗装するのはあまりオススメできません。

集合住宅では、水道をそれぞれの部屋で契約することが普通なので、大家さんが使用できる水道がなかったり、屋外に元々水道設備がなかったりします。

※まれに戸建でも屋外に水道設備がなくて、お風呂場等から水道を取ることもあります。

集合住宅Tでも水道設備があるかどうかがすぐに分からず、水道設備のチェックに行きました。

結果的に、庭に水道設備がある＆住んでいる方の契約になっていることが分かり、大家さんからお住いの方にお願いをしていただいて水道が使えることになりました。