マスチックなどの2種類の方法でひび割れを補修しました。|杉並区Y様邸

杉並区 Y様邸外壁・屋根塗装事例
(2019年07月01日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

他社は塗装で頼んだはずがカバー工法になりました。


Y様は築20年になったのでそろそろ塗装が必要だと思い、「築20年だけど、屋根の塗装はできますか?」と他の業者に相談したそうです。

その業者が「ギリギリ塗装できますよ」と言ったので見積もりをお願いしたら、屋根に新しい屋根を乗せるカバー工法の見積もりになっていたそうです。

「話が違う」と言ったそうですが、最初からカバー工法のお話でしたと返され、金額も屋根が160万で外壁は100万と予想以上に高かったそうです。

この業者は信用できないと、次に見積もりを依頼されたのが花まるリフォームでした。

見積もりに伺うと、壁のひび割れは通常の塗装では対応が難しいためマスチック工法という補強の塗装が必要でしたが、屋根は葺き替えやカバー工法をするほどの傷みはなく塗装で対応できました。

ひび割れの状態に合わせてマスチック工法か下塗り2回で対応しました。


Y様のひび割れが集中していたのは、北面の2階部分と屋根のドーマーの外壁部分です。

ひび割れは何らかの圧力がかかる場所に起きるので、逆に言えば、今ひび割れていない場所は圧力のかかりにくい場所なので、きちんとメンテナンスをしていくことでひび割れに手を打つことができます。

ひび割れている場所には、外壁の膜を厚くつける「マスチック工法」と下塗りの回数を増やして塗膜を厚くする2種類の方法を使い分けました。

マスチック工法は、ヘチマのような比較的大きな穴の空いたスポンジ状のローラー(砂骨ローラー)を使います。

スポンジ部分の穴が大きいと、たくさんの塗料を吸い込んで、塗る時にたくさん出してくれるので、塗膜が厚くなります。

塗料をたくさん使うので必要な塗料の量も増えますし、ローラーや塗料はマスチック専用のものが必要になり、通常の塗装と比べると費用がかかります。

下塗りの回数を増やすと、通常の塗装より下塗り部分の塗膜は2倍と厚くなり手間が増えますが、マスチックローラーに比べると塗料の量が少なく安く済みます。

マスチック工法と下塗り2回を使い分けることで、価格を押さえながらひび割れの度合いに合わせた対応ができるようになります。

施工前(外壁・屋根のチェック)

濡れ縁を取り外した後の土台部分にかなりの傷みが出ています。濡れ縁を取り外した後の土台部分にかなりの傷みが出ています。
屋根の棟板金は釘が飛び出していてサビができていました。屋根の棟板金は釘が飛び出していてサビができていました。
屋根に取付けられたドーマー部分の外壁はかなりのひび割れが入っていました。屋根に取付けられたドーマー部分の外壁はかなりのひび割れが入っていました。
こちらはベランダの内側部分。やはりひび割れが多く見られます。こちらはベランダの内側部分。やはりひび割れが多く見られます。
こちらは外壁部分。ひび割れが様々な方向に走っています。こちらは外壁部分。ひび割れが様々な方向に走っています。
外壁に取り付けられた金具のサビが雨で流れ落ちて壁を汚していました。外壁に取り付けられた金具のサビが雨で流れ落ちて壁を汚していました。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の汚れを綺麗に洗い流していきます。外壁の汚れを綺麗に洗い流していきます。
こちらは玄関のタイル周りの高圧洗浄です。こちらは玄関のタイル周りの高圧洗浄です。
外壁の下塗りがスタートしました。外壁の下塗りがスタートしました。
ひび割れが多い箇所は、マスチック工法で専用のローラーを使って塗膜を厚塗りにすることで、外壁の耐久性をもたせます。ひび割れが多い箇所は、マスチック工法で専用のローラーを使って塗膜を厚塗りにすることで、外壁の耐久性をもたせます。
マスチック工法が終わった後、中塗りのスタートです。マスチック工法が終わった後、中塗りのスタートです。
こちらも中塗りの様子。左側のタイル部分は汚れないようにビニールで養生してあります。こちらも中塗りの様子。左側のタイル部分は汚れないようにビニールで養生してあります。
外壁に2回目のトップコートを上塗りして完成です。外壁に2回目のトップコートを上塗りして完成です。
塗料はSK化研のクリーンマイルドウレタン (塗料色N-80)を使用しました。塗料はSK化研のクリーンマイルドウレタン (塗料色N-80)を使用しました。

屋根塗装工事

屋根の汚れを高圧洗浄で洗い流していきます。屋根の汚れを高圧洗浄で洗い流していきます。
屋根の高圧洗浄が終わりました。汚れが落ちるよう丁寧に洗っているため、高圧洗浄の最後の方には最初に洗ったあたりが乾いています。屋根の高圧洗浄が終わりました。汚れが落ちるよう丁寧に洗っているため、高圧洗浄の最後の方には最初に洗ったあたりが乾いています。
屋根の下塗りがスタートしました。屋根の下塗りで、ひび割れなどがないか、入念にチェックしていきます。屋根の下塗りがスタートしました。屋根の下塗りで、ひび割れなどがないか、入念にチェックしていきます。
屋根の下塗りが完了しました。屋根の下塗りが完了しました。
屋根の中塗りが始まりました。スレート瓦の継ぎ目部分や上下の段差はしっかりと埋めていきます。屋根の中塗りが始まりました。スレート瓦の継ぎ目部分や上下の段差はしっかりと埋めていきます。
屋根に積もった雪がドサッと落ちないように屋根に留める雪止めも、同じ塗料で塗ることで目立たなくなります。屋根に積もった雪がドサッと落ちないように屋根に留める雪止めも、同じ塗料で塗ることで目立たなくなります。
屋根の上塗りです。塗料を塗り重ねることで厚みを確保し、キメの細かいきれいな仕上がりになります。屋根の上塗りです。塗料を塗り重ねることで厚みを確保し、キメの細かいきれいな仕上がりになります。
屋根の塗装が完成しました。屋根の塗装が完成しました。
屋根は遮熱塗料のクールタイト(CLR-106 グレー)で塗装しました。屋根は遮熱塗料のクールタイト(CLR-106 グレー)で塗装しました。

その他塗装工事

雨樋が割れていました。今回は交換ではなく補修をすることになりました。雨樋が割れていました。今回は交換ではなく補修をすることになりました。
雨樋の穴をきちんと埋めます。雨樋の穴をきちんと埋めます。
雨樋全体を塗装しました。塗料の膜ができるので、より補強できます。雨樋全体を塗装しました。塗料の膜ができるので、より補強できます。
屋根のドーマー部分の外壁と屋根の間の隙間のコーキングが取れていました。屋根のドーマー部分の外壁と屋根の間の隙間のコーキングが取れていました。
奥の方まできっちりとコーキング材を詰めました。奥の方まできっちりとコーキング材を詰めました。
表面までコーキングを入れて整えました。塗装をすれば全く気にならなくなります。表面までコーキングを入れて整えました。塗装をすれば全く気にならなくなります。
小さなひび割れは塗料だけで埋められますが、塗料だけでは厳しい大きめのひび割れがありました。小さなひび割れは塗料だけで埋められますが、塗料だけでは厳しい大きめのひび割れがありました。
大きめのひび割れにはコーキング材を詰めて補強します。大きめのひび割れにはコーキング材を詰めて補強します。
傷んだ木材は取り外しました。傷んだ木材は取り外しました。

工事が完成しました!

ひび割れも見えなくなって、きれいに仕上がりました。ひび割れも見えなくなって、きれいに仕上がりました。
雨戸は収納されていることが多いので、今回は戸袋だけ塗装しました。雨戸は収納されていることが多いので、今回は戸袋だけ塗装しました。
こちらは玄関付近の完成写真です。こちらは玄関付近の完成写真です。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

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納得できる説明と丁寧な対応に大満足です!|杉並区Y様


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完成記念写真を撮らせて頂きました。 Y様ありがとうございました!

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施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:初めての外壁塗装
日程:2019年/平成31年/令和元年
6月17日~7月1日
工期:15~16日間
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:20年以上
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:リシン吹き付け(艶消し)
足場・外壁・屋根・予算 足場:181㎡~200㎡
外壁:181㎡~200㎡
屋根:61㎡~80㎡
予算:100万円~150万円
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/クリーンマイルドウレタン
塗装色:N-80
屋根塗料:SK化研/クールタイト
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・破風板・ヒサシ・基礎水切等
その他工事
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