ベランダの床にひび割れ多数。FRP防水工事をやり直しました。|杉並区M様邸

杉並区 M様邸外壁・屋根塗装事例
(2019年06月20日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

【アフター】屋根アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

塗装工事は1回、ベランダの防水は厚く塗装し直しました。


築20年を超えるM様邸では、7~8年前にベランダの防水部分の再塗装をしっかりと厚く行ったそうです。

しかし、ベランダの床にひび割れができて、「防水が駄目になっているのか、見栄えが悪いだけなのか」不安になってきたそうで、しっかりと下見の先にチェックしました。

ベランダの防水部分のひび割れを見てみると、M様邸では親指の爪の先ほどですが、塗膜が割れて下の樹脂層が見えていました。

防水の要はこの樹脂層で、その上には紫外線等から樹脂層を守るトップコートを塗装しています。

ひび割れ程度であればトップコートを再塗装して補強するだけで済みますが、塗膜が割れて下が見えているとその部分から樹脂層の劣化が始まっているので、防水工事のやり直しをすることになりました。

見積もりの金額の幅が激しすぎて、悩ましい。


M様邸では、これまでにご近所の職人さんや大手の会社から見積もりをとったそうです。

見積もり金額は、60万~200万超と幅が広く、その工事が必要なのか、金額は妥当なのか、分からなくなって悩んでいるところで、ご連絡をいただきました。

工事には、今確実に必要とされるものから将来的に必要になることを見越して先に行う工事まであり、またその内容も必要最低限のものからお金に糸目をつけずに行うかで全く違ってきます。

見積もりの際には、M様が確実に直したいと思っていることを確認し、後どのくらい住み続ける予定かを質問しました。

M様の予定では後10年ほどで、これにより高寿命になるような工事はM様邸には過度な工事であることが分かりました。

※巷には高寿命な塗料もありますが、その塗料を使用しない場所は劣化が進むので、外壁や屋根が数10年の高寿命になっても、それ以外のメンテナンスが必要になります。
そのため、花まるリフォームでは、10数年で外壁や屋根の塗り替えつつ、他の劣化した場所もチェックして手直していくことをオススメしています。
今後、何10年も住み続ける事を考えていて建物もそれに耐えうる構造である場合は、数十年も寿命が伸びる屋根のカバー工法等、しっかりとした工事をオススメすることもあります。

施工前(外壁・屋根のチェック)

外壁の塗料が劣化してチョーキングが起こっていました。外壁の塗料が劣化してチョーキングが起こっていました。
雨樋を外壁に固定している金具が錆びて、外壁も汚しています。雨樋を外壁に固定している金具が錆びて、外壁も汚しています。
アンテナの下の部分も、サビで汚れた雨水が落ちて汚れています。アンテナの下の部分も、サビで汚れた雨水が落ちて汚れています。
ベランダの防水はひび割れが多くできていました。ベランダの防水はひび割れが多くできていました。
ベランダの防水面を保護している塗料の膜が割れて取れている箇所もあります。ベランダの防水面を保護している塗料の膜が割れて取れている箇所もあります。
膜の下にはFRPの防水層がむき出しになっていました。膜の下にはFRPの防水層がむき出しになっていました。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の高圧洗浄を行いました。外壁の高圧洗浄を行いました。
外壁の下塗りを行っています。外壁の下塗りを行っています。
外壁の中塗りを行っています。外壁の中塗りを行っています。
外壁の上塗りを行っています。外壁の上塗りを行っています。
外壁の塗装がほぼ出来上がりました。外壁の塗装がほぼ出来上がりました。
ベランダの目地部分を黒系の塗料で塗装しました。目地に色が入ることで印象が変わります。ベランダの目地部分を黒系の塗料で塗装しました。目地に色が入ることで印象が変わります。

屋根塗装工事

屋根の高圧洗浄を行いました。屋根の高圧洗浄を行いました。
屋根の下塗りです。屋根の下塗りです。
屋根の中塗りです。屋根の中塗りです。
屋根の上塗りをしています。屋根の上塗りをしています。

その他塗装工事

ベランダの防水工事をやり直すため、ベニヤ板を貼り直し、下地材を塗装しています。ベランダの防水工事をやり直すため、ベニヤ板を貼り直し、下地材を塗装しています。
ガラス繊維にポリエステル樹脂を塗って固めています。ガラス繊維にポリエステル樹脂を塗って固めています。
樹脂が固まった後にトップコートを塗装して完成です。樹脂が固まった後にトップコートを塗装して完成です。
鉄部の錆止め剤を塗装しました。鉄部の錆止め剤を塗装しました。
錆止め剤が赤いので、錆止め材の塗装の時やトップコートの塗装の際に、塗れているかどうかがよく分かります。錆止め剤が赤いので、錆止め材の塗装の時やトップコートの塗装の際に、塗れているかどうかがよく分かります。
鉄部の手摺部分の塗装が完成しました。鉄部の手摺部分の塗装が完成しました。
配管の保護テープがぼろぼろになっていたので新しく巻き直しました。配管の保護テープがぼろぼろになっていたので新しく巻き直しました。
シャッターボックスも塗装しました。シャッターボックスも塗装しました。
雨樋の配管バンドが錆びて使い物にならなくなっていたので交換しました。雨樋の配管バンドが錆びて使い物にならなくなっていたので交換しました。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

M様と共通の施工事例

M様と共通の杉並区の施工事例

M様と同じ水性セラミシリコンの施工事例

施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:2回目の外壁塗装
日程:2019年/平成31年/令和元年
5月31日~6月20日
工期:21日間以上
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:20年以上
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:吹き付けスタッコ(艶有り)
足場・外壁・屋根・予算 足場:201㎡~220㎡
外壁:121㎡~140㎡
屋根:41㎡~60㎡
予算:150万円~200万円
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/水性セラミシリコン
塗装色:SR-103
屋根塗料:SK化研/クールタイト
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・ヒサシ・シャッターBOX等
その他工事 FRP防水再施工工事
ウレタン防水再施工工事

アンテナ撤去工事
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