悩んだ末に艶あり塗装から艶消し塗装に変更しました|世田谷区B様邸

世田谷区 B様邸外壁・屋根塗装事例
(2019年03月02日 完工)

ビフォー

アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

瓦の種類によっては屋根の塗装は行いません。


B様邸はタイルとモルタル部が組み合わさったおしゃれな作りで、屋根瓦も色に変化をつけた洋風瓦でした。

洋風瓦の中でも粘土を焼き固めた陶器瓦のため、表面がガラス質で耐久性が高く、塗装のメンテナンスがいりません。

日本瓦でもそうですが、塗装をすると経年劣化で塗膜が破れて剥がれてしまい、瓦は問題ないのに塗装がぼろぼろになってしまうため、陶器瓦は(色を変える目的以外で)塗装は不要になっています。

そのため、B様邸でも外壁の塗装をしっかりと見積もりしました。

高耐候性のツヤあり塗料の予定でしたが、ツヤのない塗料にしました。


下見の際にB様と相談した結果、屋外の変化にも強い高耐候性の塗料でお見積を提出しました。

この塗料は、ツヤのあるピカピカとした塗料で表面に強い塗膜を作って汚れを弾くタイプです。

B様邸の外壁は「水分を吸湿して吐き出すタイプ」なので、塗料は「水分を吸湿して吐き出すタイプ」でも「壁を塗膜で覆って外部に触れさせないタイプ」でもどちらでも使えます。

塗膜で外壁を覆ってしまうと、その次の塗装で「吸湿・排出タイプ」を使っても塗膜が邪魔して「吸湿・排出効果」は失われたままなので、その後は「塗膜で覆うタイプ」しか選べなくなります。

「吸湿・排出タイプ」には壁が汚れやすいデメリットがあり、「塗膜で覆うタイプ」には塗膜の内側に水がたまって塗装がはがれるデメリットがあります。

また「吸湿・排出タイプ」は現在の外壁と風合いが変わらず艶のないザラザラとした外壁のままですが、「塗膜で覆うタイプ」はツルツルとした風合いになりピカピカしたツヤが出ます。
※艶を消すために添加剤を入れることもできますが、添加剤が混ざることで性能が若干劣ります。

B様は悩まれた末に「ツヤのない今の外壁と同じが良い」と塗料を変更することになりました。

施工前(外壁・屋根のチェック)

ベランダの内側部分は湿気が溜まりやすいので、コケ汚れがついています。ベランダの内側部分は湿気が溜まりやすいので、コケ汚れがついています。
日当たりの影響か汚れなのか、一部外壁の色が違っています。日当たりの影響か汚れなのか、一部外壁の色が違っています。
外壁にはひび割れをなおした補修跡が目立っていました。外壁にはひび割れをなおした補修跡が目立っていました。
配管を出した時にコーキング材でふさがれているのが目立ちます。配管を出した時にコーキング材でふさがれているのが目立ちます。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の汚れを高圧洗浄で落としています。外壁の汚れを高圧洗浄で落としています。
シャッターボックスや雨樋もきれいにしています。シャッターボックスや雨樋もきれいにしています。
高圧洗浄は洗浄液を使わず水圧だけで汚れを落としています。高圧洗浄は洗浄液を使わず水圧だけで汚れを落としています。
外壁の下塗り塗装が始まりました。外壁の下塗り塗装が始まりました。
こちらは軒裏の中塗り塗装です。こちらは軒裏の中塗り塗装です。
上塗りも終わり、きれいに出来上がりました。上塗りも終わり、きれいに出来上がりました。

その他塗装工事

門柱は細々と養生しながら塗っています。門柱は細々と養生しながら塗っています。
飾りの鉄部もきれいに塗装しました。飾りの鉄部もきれいに塗装しました。
シャッターボックスもきれいになりました。シャッターボックスもきれいになりました。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

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施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:初めての外壁塗装
日程:2019年/平成31年/令和元年
2月19日~3月2日
工期:11~12日間
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:12年~13年
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:リシン吹き付け(艶消し)
足場・外壁・屋根・予算 足場:221㎡~240㎡
外壁:141㎡~160㎡
屋根:塗装なし
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/アートフレッシュ
塗装色:T3028
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・ヒサシ・基礎水切・シャッターBOX・その他等
その他工事
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火災保険の特約:雪害・雹害・水害の保険を申請
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