屋根を塗装するオススメの時期

屋根を塗装するオススメの時期

屋根は大切な我が家を雨漏りや紫外線劣化から守る重要なパーツです。
雨と太陽から休まず家を守っているので、屋根は外壁よりもずっと激しく劣化します。

日本瓦のような粘土瓦は再塗装の必要が無く、丈夫で長持ちですが、重く、地震などで崩れやすいので現在都内ではほぼ使われていません。
現在主流のスレート屋根材や金属屋根は軽く崩れにくい特徴がありますが、その代わりに外壁と同じように必ずメンテナンス塗装による被膜の再生が必要です。

屋根を塗装する時期について

【外壁塗装】とは言いますが、スレート屋根の場合は外壁と屋根の塗装は、足場などの必要経費を考えると同時に行えばお得ですし何度も行う手間が省けます。

スレート屋根の塗装の時期

スレート屋根の塗装の時期は、外壁と同時がお勧めで、おおむね10年~12年程度で再塗装を行うのが理想的です。

スレート屋根に塗る塗料の種類は、耐用年数により主に下記のようなグレードがあります。【※塗料の耐用年数とは?】

ウレタン塗料 【約8年から10年の耐用年数】
シリコン塗料 【約10年から13年の耐用年数】
フッソ塗料  【約13年から16年の耐用年数】

 

金属屋根の塗装の時期

金属屋根の場合は、ガルバリウム鋼板のような長寿命の材料が出来たおかげで15年程度は塗らなくて良いことになっています。
この場合、外壁塗装を10年で行う時に同時には屋根塗装の必要は無いように思えます。
ただ、20年目まで大丈夫?と聞かれると、少々怖い所があります。
では、外壁の塗装を屋根に合わせて15年目まで延ばして良いのか?と考えると、それもまた怖い所があり、ガルバリウム鋼板の屋根の場合は現場の環境状況や、屋根の葺き方・傾斜などを踏まえて考えなければなりません。

※屋根塗料の耐用年数

上記の【耐用年数】というのは「消費期限」のような意味です。(消費期限とは「安心して食べられる期限」)
ですから屋根塗料の耐用年数とは、次の塗替えのオススメ時期と考えると良いでしょう。

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投稿者プロフィール

高橋 良一
花まるリフォーム代表。高橋塗装店の息子として世田谷で生まれ育ち22歳で職人デビュー38歳で花まるリフォームとして独立しました。戸建住宅の「外壁塗装」に関わることなら誰よりも知識と経験が有る、そんなイケナイ自負(苦笑)があります。仕事以外ではアニメとかマンガが好きな第一次オタク世代です。