壁の伝い水を防止する水切りを設置しました。|杉並区S様邸

杉並区 S様邸外壁・屋根塗装事例
(2020年03月25日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

【アフター】屋根アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

壁の黒いすじのような汚れは伝い水が原因です。


S様が気になっているという外壁の汚れは上から下へとすじのように垂れ落ちてきているものでした。

これは、窓のサッシ等で溜まった雨水がサッシの左右の端から下に向けて伝って落ちる時に起こる汚れで、溜まる時に周辺の汚れも巻き込むのでより黒く目立つことがあります。

S様の場合は2階部分に帯板が取付けられていて、この帯板の数センチの出っぱった部分に雨水が集まり、所々で集まり過ぎた雨水が下に落ち、そのまま外壁を伝って汚れていました。

この伝い水は塗装ですぐにキレイに直るものではありますが、構造的な問題は解消できないので、年数が経つと同じ場所に同じような汚れがついてしまいます。

構造的な問題を解消するためには、集めた水が外壁に触れないように外壁の外側にたらす必要があります。

それが「伝い水防止水切り」で、今回はS様邸の帯板に取り付けることになりました。



 

 

 

 

 

一部の窓は「伝い水防止」のため元々外側に水が垂れるように作られているものもありますが、今回のような場合は後付で付け足すことになります。

施工前(外壁・屋根のチェック)

屋根の棟板金の釘が浮いていました。屋根の棟板金の釘が浮いていました。
こちらは完全に抜け落ちています。こちらは完全に抜け落ちています。
破風板部分に塗料のはがれがありました。破風板部分に塗料のはがれがありました。
ベランダの飾りの穴にある笠木部分から水が伝って汚れていました。ベランダの飾りの穴にある笠木部分から水が伝って汚れていました。

工事開始

外壁塗装工事

高圧洗浄で外壁の汚れを洗い流しました。高圧洗浄で外壁の汚れを洗い流しました。
タイル部分は塗装しないので、高圧洗浄で洗い流すだけになります。タイル部分は塗装しないので、高圧洗浄で洗い流すだけになります。
外壁の下塗りを行っています。下塗り材はこの上に塗る塗料の密着性を高めます。外壁の下塗りを行っています。下塗り材はこの上に塗る塗料の密着性を高めます。
外壁の下塗りが出来上がりました。窓や雨樋等は塗料がつかないようにシートで覆って養生しています。外壁の下塗りが出来上がりました。窓や雨樋等は塗料がつかないようにシートで覆って養生しています。
外壁の中塗りをしています。外壁がでこぼこしているので、凹凸部分にピッタリと付くように毛足の長いローラーで塗装しています。外壁の中塗りをしています。外壁がでこぼこしているので、凹凸部分にピッタリと付くように毛足の長いローラーで塗装しています。
外壁の中塗りでは、色むらが起こらないようにしっかりと塗装していきます。外壁の中塗りでは、色むらが起こらないようにしっかりと塗装していきます。
外壁の上塗りが出来上がりました。外壁の上塗りが出来上がりました。
外壁の塗料はエスケー化研のアートフレッシュ(AC1116)を使いました。外壁の塗料はエスケー化研のアートフレッシュ(AC1116)を使いました。

屋根塗装工事

屋根の高圧洗浄を行いました。屋根の高圧洗浄を行いました。
屋根の下塗りは、塗りムラが出ないようにスレート瓦の隙間部分をしっかりと塗装して、全体を塗っていきます。屋根の下塗りは、塗りムラが出ないようにスレート瓦の隙間部分をしっかりと塗装して、全体を塗っていきます。
屋根の下塗りが完成しました。半透明の白っぽい塗料なので、元々の塗料が透けて見えます。屋根の下塗りが完成しました。半透明の白っぽい塗料なので、元々の塗料が透けて見えます。
屋根の中塗りもスレート瓦の隙間部分を塗ってから全体を塗ることで、色ムラが出ないようにしています。屋根の中塗りもスレート瓦の隙間部分を塗ってから全体を塗ることで、色ムラが出ないようにしています。
屋根の中塗りが出来上がりました。屋根の中塗りが出来上がりました。
塗料で屋根の隙間を埋めないように、瓦の隙間に一定間隔でタスペーサーを差し込んでいます。塗料で屋根の隙間を埋めないように、瓦の隙間に一定間隔でタスペーサーを差し込んでいます。
屋根の上塗りをしています。屋根の上塗りをしています。
屋根の上塗りが完成しました。屋根の上塗りが完成しました。
屋根の塗料は快適サーモWSi-RN(サーモN6グレー)を塗装しました。屋根の塗料は快適サーモWSi-RN(サーモN6グレー)を塗装しました。

その他塗装工事

伝い水防止水切りを帯板の上に取り付けました。笠木の色に合わせてブロンズ系の色になっています。伝い水防止水切りを帯板の上に取り付けました。笠木の色に合わせてブロンズ系の色になっています。
伝い水防止水切りから雨漏りがしないようにコーキングをします伝い水防止水切りから雨漏りがしないようにコーキングをします
右側上部か伝い水防止水切り取付け後。屋根のように少し出っぱっているのが分かります。右側上部か伝い水防止水切り取付け後。屋根のように少し出っぱっているのが分かります。
棟板金が一部ふかふかしていたので取り外しました。中の棟板が腐りはじめていました。棟板金が一部ふかふかしていたので取り外しました。中の棟板が腐りはじめていました。
棟板を新しく交換しました。棟板を新しく交換しました。
板金も新しくなりました。この後、塗装する塗料の色がグレーなので、板金の色もグレーにしています。板金も新しくなりました。この後、塗装する塗料の色がグレーなので、板金の色もグレーにしています。
雪が積もってドサッと落ちてくることを避けるため、雪止めの金具を取り付けました。雪が積もってドサッと落ちてくることを避けるため、雪止めの金具を取り付けました。
もともとL型の小型の雪止めは取付けてありましたが、これまでの大雪の時にあまり効果はなかったようで、落ちる先がお隣の駐車場だったのでしっかり雪を保つ長いアングルにしました。もともとL型の小型の雪止めは取付けてありましたが、これまでの大雪の時にあまり効果はなかったようで、落ちる先がお隣の駐車場だったのでしっかり雪を保つ長いアングルにしました。

工事が完成しました!

長いアングルの雪止めも設置され、雪が降っても心配せずにすみます。長いアングルの雪止めも設置され、雪が降っても心配せずにすみます。
伝い水防止の水切りも違和感なく帯板に設置出来ました。伝い水防止の水切りも違和感なく帯板に設置出来ました。
こげ茶色の帯板が全体の印象を引き締めてくれます。こげ茶色の帯板が全体の印象を引き締めてくれます。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

S様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら

私にとって花まるさんは、心より応援したい会社です。|杉並区S様


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完成記念写真を撮らせて頂きました。 S様ありがとうございました!

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施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:初めての外壁塗装
日程:2020年/令和2年
3月5日~3月25日
工期:21日間以上
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:12年~13年
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:ジョリパット+吹き付けタイル
足場・外壁・屋根・予算 足場:221㎡~240㎡
外壁:121㎡~140㎡
屋根:61㎡~80㎡
予算:100万円~150万円
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/アートフレッシュ
塗装色:AC1116
屋根塗料:その他の屋根塗料
塗装色:サーモN6グレー
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・基礎水切・シャッターBOX等
その他工事 屋根改修工事
雪止めアングル追加工事