昭島市 N様邸|瓦屋根からの雨漏りの原因は?

築30年で初めての雨漏り。瓦屋根の漆喰は補修が必要です。

昭島市 N様邸雨漏り改修工事(2015年12月10日 完工)

ビフォー

アフター

1. 工事のきっかけ・お客様とのエピソード

2年ほど前に花まるリフォームで外壁塗装を行ったN様邸。
先月「2階の天井から雨漏りが!」という知らせを受け至急調査に伺いました。N様邸は築30年ほどで、立派な瓦屋根が特徴の純和風建築です。
今回が初めての雨漏りだそうで、激しい雨の際にはバケツを置いておかないといけないくらいの状態とのこと。まずは2階の押し入れより小屋裏に入り雨漏り箇所の確認を…するとあからさまな雨染みを発見!
その後屋根に登り、雨染み箇所の直上付近を中心に調査すると、瓦屋根の漆喰が剥がれて大きな穴が開いていた箇所を発見!

さらには屋根の頂部の漆喰がほとんど剥がれてしまって隙間だらけになった部分も発見。
これでは屋根の内部に雨水が入り放題です。

瓦の下にある防水紙でなんとか防いでいますが限界は有ります。
おそらく防水紙の一部に穴や隙間が有り、そこから屋根裏に雨水が流れ込んでいるものと思われます。

他にも点検していくと、漆喰の剥がれがあちこちで発生しており、築年数を考慮すると仕方が無い経年劣化のようです。

今回は大屋根頂部の瓦を一度剥がして下地の調査及び補修を行い、大屋根と下屋根すべての漆喰を補修することになりました

ついでに発見した南側の雨樋(軒樋)が、雪の重みでしょうか、大きく開いていましたので、こちらも一緒に補修することにしました。

幸いお天気に恵まれ工事は4日間で終了。
直後にまるで台風のような強い風と雨が降りましたが、雨漏りはしっかり治まっていたようでN様もほっとされたようです。

2. 施工前(外壁・屋根のチェック)

大屋根の頂部はこのような状況に!これでは雨が入り放題です。

大屋根の頂部には大きな隙間が!これでは雨が入り放題です。

工事開始までの応急処置として頂部に養生を施しました。

工事開始までの応急処置として頂部に養生を施しました。

あちこちの漆喰が剥がれていました。

あちこちの漆喰が剥がれていました。

3. 工事開始

3-1. 外壁塗装工事

さあ、工事開始です。足場は組みませんので長いハシゴを使用します。

さあ、工事開始です。足場は組みませんので長いハシゴを使用します。

大屋根の頂部の瓦を外して下地を点検。防水紙の一部が破れていました。

大屋根の頂部の瓦を外して下地を点検。防水紙の一部が破れていました。

アスファルトルーフィングを貼って下地を補修します。

アスファルトルーフィングを貼って下地を補修します。

頂部の瓦は新しい物に交換し、シールを打って補修完了。

頂部の瓦は新しい物に交換し、シールを打って補修完了。

劣化が激しかった漆喰はすべて補修します。

劣化が激しかった漆喰はすべて補修します。

漆喰補修は細かい部分の作業です。ベテラン職人さんの腕の見せどころ。

漆喰補修は細かい部分の作業です。ベテラン職人さんの腕の見せどころ。

4. 工事完了

補修前の屋根頂部。瓦の一部が欠損し、漆喰もほとんど剥離。隙間だらけになっていました。

補修前の屋根頂部。瓦の一部が欠損し、漆喰もほとんど剥離。隙間だらけになっていました。

補修後の屋根頂部。瓦を交換し、継ぎ目部分にはコーキング処理しました。

補修後の屋根頂部。瓦を交換し、継ぎ目部分にはコーキング処理しました。

補修前の棟瓦部分の漆喰。剥離箇所が多数有り、大きな欠損箇所も有りました。

補修前の棟瓦部分の漆喰。剥離箇所が多数有り、大きな欠損箇所も有りました。

補修後の漆喰。棟瓦のズレや歪みも修正しています。

補修後の漆喰。棟瓦のズレや歪みも修正しています。

6. N様と共通の施工事例

6-1. N様と共通の昭島市の施工事例

6-2. N様と同じその他の工事の施工事例

7. その他の施工事例とお客様の声

その他の施工事例はこちら

その他の施工事例はこちらから

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8. 施工事例データ

8-1. 時期・工期

日程:2015年/平成27年
12月7日~12月10日
工期:3~5日間
(休工日含む)