狛江市 O様邸|雪害による雨樋交換

保険を使って雨樋を交換。知ってるのと知らないのでは大きな差がつきます。

狛江市 O様邸雨樋交換工事(2015年10月23日 完工)

ビフォー

アフター

 

1. 工事のきっかけ・お客様とのエピソード

2年ほど前に花まるリフォームで小塗装を行ったO様より「雨樋から水が溢れ出してくる」という相談が有りました。

お伺いすると、雨の日にはちょうど玄関の真上あたりの横樋から水が落ちてくるとのこと。
少し離れた場所から横樋全体を観察すると、あからさまに横樋が外側に開いているのを確認できました。
そう、これは「雪害」による雨樋の損傷です。

O様に聞き取り調査を行うと、やはり昨年(2014年:平成26年)の大雪の後くらいからこのような状況になったようです。
他の場所も調査すると、各面の横樋の中央付近が大きく開いて歪んでいるのがわかりました。

積もった雪がゆっくりと横樋に流れ込んで、雪の重みで横樋を支えている留め具がダメージを受けてしまうのです。
このようなケースでは雪害による雨樋交換の費用が保険で補償されることが多いことから、O様に一度、保険屋さんに相談してみることをお勧めしました。(※下記リンク参照)

すると「被害状況がわかる写真と見積書を送って下さい」と保険屋さんから連絡があったそうです。
至急、必要書類や写真を送って待つこと約2週間。
無事、雪害による雨樋損傷と認定され工事費用が支給されることになりました。

工事費用は雪害によって交換が必要となった横樋及びそれに付随する部品(集水桝・ソケット・留め金具など)代金と交換工賃。
そして雨どい交換作業に必要な仮設足場費用も支給されました。

縦樋は雪害とは関係ないため対象外でしたが、どうせならと一緒に交換することになりました。
工事は足場を組んで雨樋交換を行い足場撤去まで6日間。
O様にとっては最小限の出費で雨樋交換でき、とてもお得な工事となりました。

雪災・ひょう災による損害 | 損保ジャパン日本興亜

2. 施工前(外壁・屋根のチェック)

横樋全体が外側(右側)に開いています。

横樋全体が外側(右側)に開いています。

本来なら両端の集水桝に流れ込むはずですが、中央部が一番下がっているために雨水が溜まっています。

本来なら両端の集水桝に流れ込むはずですが、中央部が一番下がっているために雨水が溜まっています。

雪の重みで留め金具が曲がってしまっています。

雪の重みで留め金具が曲がってしまっています。

3. 工事開始

3-1. 外壁塗装工事

古い雨樋と留め具を撤去。 新しい留め具は強度に優れるポリカーボネート製です。

古い雨樋と留め具を撤去。
新しい留め具は強度に優れるポリカーボネート製です。

雨水が集水桝に向かってしっかり流れるように勾配を調整しながら留め具を設置します。

雨水が集水桝に向かってしっかり流れるように勾配を調整しながら留め具を設置します。

今回は人気のPanasonic製の雨樋を取付けました。

今回は人気のPanasonic製の雨樋を取付けました。

4. 工事完了

横樋は既存と同じ角型。【Panasonic シビルスケアPC50】という製品です。

横樋は既存と同じ角型。【Panasonic シビルスケアPC50】という製品です。

以前より取り付け位置を少し下げました。これで雪が直接横樋に流れ込むのを防いでくれます。

以前より取り付け位置を少し下げました。これで雪が直接横樋に流れ込むのを防いでくれます。

ポリカーボネート製の留め具はスチール製のように曲がることはありません。とても強い素材です。

ポリカーボネート製の留め具はスチール製のように曲がることはありません。とても強い素材です。

縦樋も既存と同型の丸型にしました。こちらもPanasonic製の丸樋です。

縦樋も既存と同型の丸型にしました。こちらもPanasonic製の丸樋です。

6. O様と共通の施工事例

6-1. O様と共通の狛江市の施工事例

6-2. O様と同じ【雨樋交換】の施工事例

6-2. O様と同じ【火災保険の雪害・雹害】の適用事例

7. その他の施工事例とお客様の声

その他の施工事例はこちら

その他の施工事例はこちらから

その他のお客様の声はこちら

8. 施工事例データ

8-1. 塗歴・時期・工期

日程:2015年/平成27年
10月19日~10月24日
工期:6~7日間
(休工日含む)

8-2. 築年数・構造・外壁種類

築年数:20年以上 構造:木造/モルタル/2階建て,

8-3. 足場・外壁・屋根・予算

足場:241㎡~260㎡ 予算:50万円~100万円

8-5. その他工事

火災保険特約・雪害保険を申請