雨樋交換からのリピーター。外壁と屋根を塗装しました。|狛江市O様邸

狛江市 O様邸外壁・屋根塗装事例
(2018年09月18日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

【アフター】屋根アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

2015年に雨樋交換を行ったお客様からの塗装のご依頼でした。


O様は2015年の春に雨戸と戸袋の塗装を行いました。

その秋頃に、雨樋から水があたれてくるとご相談があって、お伺いしたことのある方でした。

その時は雪の重みによって軒樋(横樋)が傾いており、交換することになりました。

約3年たち、今回は塗装がしたいとご相談を受けました。

10年前に塗装をしていて、気になるところがいくつかありました。


1度、塗装をしたことがあるというO様。

建物の水道の配管近くに、高さ80cmほどの色が全く違う部分がありました。

前回の塗装時にはここに何かの機材が取り付けられていたのでしょう。

機材類は裏側までローラーや刷毛が入らないので、どうしても手が届く範囲での塗装になります。

その塗装後に機材を取り外すと、どうしても塗装ができなかった部分が見えてしまうことになります。

塀は2回、塗装をした後がありました。


塀の内側は、ペンキの膜をめくりとったかのように、所々にペンキが引っかかっている状態で、多くの下地が見えていました。

ペンキの種類の中で、しっかりと塗膜を作って内側に水が入らないようにガードするタイプのものは、内側に水が入らなければ問題ありません。

しかし、傷がついて塗膜に穴が空いた・てっぺん部分等からの雨漏り等の理由で、内部に水が入ることがあります。

すると塗膜が下地とくっついているところを境目にして水がたまり、水風船のように水が溜まっていくと塗膜と下地の隙間が開いてしまいます。

この隙間部分から塗膜がはがれていくので、この塀のようにペンキがきれいにはがれて下地が見えるようになります。

屋根や基礎の水切り等、様々な方法で雨水の侵入を防ごうとしている建物と違い、塀は屋根も水切りもなく、そのまま地面に立っているので、どうしても雨水の影響を受けやすくなっています。

O様邸の塀をよく見ると、濃いベージュと薄いベージュ2色の膜があることから、1度塗装をして、再度塗装し、それがはがれてしまったようです。

はがれた塗料の上に塗装をすると、最初の塗料と下地との密着性が悪いことからまたすぐにはがれてしまうことがあります。

はがれた塗料を取り除くことも難しいこともあり、今回は塀の塗装は行いませんでした。

施工前(外壁・屋根のチェック)

屋根に板金で作ったカバーが掛かっていました。天窓を塞いでいるようです。屋根に板金で作ったカバーが掛かっていました。天窓を塞いでいるようです。
塀の内側は塗装を2回したようですが、2回ともはがれて下地が見えています。塀の内側は塗装を2回したようですが、2回ともはがれて下地が見えています。
塀の外側は比較的きれいでした。白いものはタイルを支えるモルタル材から出るアクで、白華現象です。塀の外側は比較的きれいでした。白いものはタイルを支えるモルタル材から出るアクで、白華現象です。
外壁は塗膜が劣化して起こるチョーキングで、さわると手に粉が付きます。外壁は塗膜が劣化して起こるチョーキングで、さわると手に粉が付きます。
何かの機材を撤去した跡。新築後の塗装ではガス器具やメーター、水道等、取り外さずに塗装するために、機材を交換・撤去すると前の下地が見えてしまうことがあります。何かの機材を撤去した跡。新築後の塗装ではガス器具やメーター、水道等、取り外さずに塗装するために、機材を交換・撤去すると前の下地が見えてしまうことがあります。
こちらはお隣の借家になっている木部の剥がれ。塗装に合わせて補修することになりました。こちらはお隣の借家になっている木部の剥がれ。塗装に合わせて補修することになりました。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の下塗りもはじめました。上から下へと塗っていきます。外壁の下塗りもはじめました。上から下へと塗っていきます。
下塗りが完了しました。下塗りが完了しました。
下塗りが乾いた後に中塗りをスタートしました。下塗りが乾いた後に中塗りをスタートしました。
中塗りが乾いたので上塗りをスタートしました。中塗りが乾いたので上塗りをスタートしました。
きちんと乾いた中塗りと、塗ったばかりの上塗りでは、色が違っているのが分かります。きちんと乾いた中塗りと、塗ったばかりの上塗りでは、色が違っているのが分かります。
外壁部分の塗装が完了しました。外壁部分の塗装が完了しました。

屋根塗装工事

高圧洗浄の終わった屋根の様子。高圧洗浄の終わった屋根の様子。
屋根の中塗りがスタートしました。屋根の中塗りがスタートしました。
塗料缶はふたを全て開けずに角を残して、持ち手を作っています。塗料缶はふたを全て開けずに角を残して、持ち手を作っています。
タスペーサーを入れる場所に、コテを差し込んでいます。タスペーサーを入れる場所に、コテを差し込んでいます。
コテで出来た隙間にタスペーサーを差し込みました。コテで出来た隙間にタスペーサーを差し込みました。
上塗り作業は瓦に直接乗って行っています。上塗り作業は瓦に直接乗って行っています。
上塗りは同じ塗料の2回目です。仕上げの上塗りで、より塗料の耐久性を上げ、綺麗に整えます。上塗りは同じ塗料の2回目です。仕上げの上塗りで、より塗料の耐久性を上げ、綺麗に整えます。

その他塗装工事

鉄部の塗料の付きを良くするために、ケレン(ヤスリでサビを取り除く)を行いました。鉄部の塗料の付きを良くするために、ケレン(ヤスリでサビを取り除く)を行いました。
きれいになった鉄部に錆止めを塗っていきます。きれいになった鉄部に錆止めを塗っていきます。
鉄部の塗装が出来上がりました。鉄部の塗装が出来上がりました。
ベランダの手すり部分も塗装しています。ベランダの手すり部分も塗装しています。
雨戸はローラーではなく吹付け塗装になります。雨戸はローラーではなく吹付け塗装になります。
細部の細かい塗装を施していきます。細部の細かい塗装を施していきます。
ひさし部分は色を変えて塗装しました。ひさし部分は色を変えて塗装しました。
バルコニーの床は下塗りを行いました。バルコニーの床は下塗りを行いました。
バルコニーの床は上塗りを行っています。バルコニーの床は上塗りを行っています。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

O様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら

元気の出るミント色に生まれ変わったわが家、気に入ってます 。狛江市O様


O様から頂いた「お客様の声」全文はこちらをご覧下さい

完成記念写真を撮らせて頂きました。 O様ありがとうございました!

O様と共通の施工事例

O様と共通の狛江市の施工事例

O様と同じ水性セラタイトSiの施工事例

施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:2回目の外壁塗装
日程:2018年/平成30年
9月18日~10月10日
工期:21日間以上
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類
構造:木造/モルタル/2階建て
外壁の種類:吹き付けスタッコ(艶有り)
足場・外壁・屋根・予算 足場:221㎡~240㎡
外壁:201㎡~220㎡
屋根:81㎡~100㎡
予算:150万円~200万円
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/水性セラタイトSi
塗装色:59-60H
屋根塗料:その他の屋根塗料
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:ヒサシ等
その他工事 ウレタン防水再施工工事