築22年で初めての塗装|世田谷区U様邸

世田谷区 U様邸外壁・屋根塗装事例
(2019年11月26日 完工)

ビフォー

アフター

【ビフォー】屋根ビフォー

【アフター】屋根アフター

工事のきっかけ・お客様とのエピソード

22年目の初めての塗装


地元の工務店に建ててもらったというU様邸は、工務店が廃業となって相談に乗ってもらう機会がなくなったので、どこか良いところはないかと色々と知り合いに聞いて、弊社に問合せをいただきました。

実際に現地を見てみると、屋根の相応のひび・割れはあるものの、外壁は比較的きれいに保たれていました。気になったのは、ベランダの床の目地部分がところどころ盛り上がってボコボコしている点。床には様々な圧力がかかるので、全てコンクリートで埋めてしまうと圧力に耐えきれない部分にひび割れが起こります。このため格子状に目地を作って、圧力を目地材で吸収するのですが、吸収しきれなくなるとこの目地材が外側に押し出されてきます。押し出された目地材は途中で切れたり隙間が出来るので、そこから中に雨水が入り込んでいる可能性があります。

また、このベランダの裏側、1階の軒裏にシミが付いていて、どこかから水が回っていることが予想されます。近くに雨樋がある影響か、内部で水が回ってきているのか、こちらも対応が必要と思われました。そして、このベランダ部分で雨水を雨樋に流している排水口が溝の幅から考えると少々心もとなく、雨量が多い時にあふれる心配がありました。軒裏の補修に来る大工さんに、この排水口を溝のサイズに合った大きさに変更していただくことになりました。

 

施工前(外壁・屋根のチェック)

下屋根のタイルが数枚割れていました。下屋根のタイルが数枚割れていました。
サイディングを止めた時のネジからひび割れを起こしています。サイディングを止めた時のネジからひび割れを起こしています。
広いベランダの床に目地があり、黒い目地材がところどろ盛り上がっていました。広いベランダの床に目地があり、黒い目地材がところどろ盛り上がっていました。
ベランダの雨水を雨樋に流す排水口は、溝の幅に比べて心もとないサイズ。ベランダの雨水を雨樋に流す排水口は、溝の幅に比べて心もとないサイズ。
ベランダの裏側に雨漏りが原因と思われるシミができていました。ベランダの裏側に雨漏りが原因と思われるシミができていました。

工事開始

外壁塗装工事

外壁の下塗りが始まりました。外壁の下塗りが始まりました。
塗料がついて困る窓にはシートを張って付かないようにしています。塗料がついて困る窓にはシートを張って付かないようにしています。
外壁の中塗りが始まりました。サイディングの模様の凹凸部分も塗り残しがないように丁寧に塗っています。外壁の中塗りが始まりました。サイディングの模様の凹凸部分も塗り残しがないように丁寧に塗っています。
外壁の中塗りが出来上がりました。外壁の中塗りが出来上がりました。
外壁の上塗りでは中塗りと同じ塗料を塗っていきます。塗料の厚みがしっかりするだけでなく、表面が整い、出来上がりがきれいに仕上がります。外壁の上塗りでは中塗りと同じ塗料を塗っていきます。塗料の厚みがしっかりするだけでなく、表面が整い、出来上がりがきれいに仕上がります。
上塗りが済んだ外壁と済んでいない部分は、塗料の違いがはっきり見て取れます。上塗りが済んだ外壁と済んでいない部分は、塗料の違いがはっきり見て取れます。
外壁の上塗りが完了しました。外壁の上塗りが完了しました。
外壁用塗料外壁用塗料

屋根塗装工事

高圧洗浄で屋根の汚れを洗い流していきます。高圧洗浄で屋根の汚れを洗い流していきます。
屋根についている雪止め部分もきれいに洗いました。屋根についている雪止め部分もきれいに洗いました。
屋根に下塗り材を塗っていきます。下塗り材を塗ることでその上に塗る塗料がより密着するようになります。屋根に下塗り材を塗っていきます。下塗り材を塗ることでその上に塗る塗料がより密着するようになります。
屋根の中塗りが始まりました。この中塗りと下塗りの間で、割れやヒビがある部分を補修します。屋根の中塗りが始まりました。この中塗りと下塗りの間で、割れやヒビがある部分を補修します。
屋根の中塗りが出来上がりました。雪止めは色が違うと目立つので、同じ色になるように塗っています。屋根の中塗りが出来上がりました。雪止めは色が違うと目立つので、同じ色になるように塗っています。
スレート瓦にヒビが入っていた部分にコーキングをして補修しています。スレート瓦にヒビが入っていた部分にコーキングをして補修しています。
屋根の補修が終わって乾いたところから、上塗材を塗っていきます。屋根の補修が終わって乾いたところから、上塗材を塗っていきます。
屋根の塗装が完了しました。屋根の塗装が完了しました。
屋根用塗料はSK化研のクールタイトです。遮熱効果の高いグレー(CLR106)を使っています。屋根用塗料はSK化研のクールタイトです。遮熱効果の高いグレー(CLR106)を使っています。

その他塗装工事

こちらは中塗り前に行ったスレート瓦の補修です。こちらは中塗り前に行ったスレート瓦の補修です。
軒裏部分も丁寧に塗装していきます。軒裏部分も丁寧に塗装していきます。
鉄部は汚れやサビを削り落としてから塗装します。鉄部は汚れやサビを削り落としてから塗装します。
ベランダの防水再塗装工事を行うため、目地の部分のゴムを取り除いていきます。ベランダの防水再塗装工事を行うため、目地の部分のゴムを取り除いていきます。
目地の部分に新たな目地を入れています。目地の部分に新たな目地を入れています。
ベランダに下塗り材を塗った後、防水の塗料を丁寧に塗っていきます。ベランダに下塗り材を塗った後、防水の塗料を丁寧に塗っていきます。
軒裏に出来ていた染みを補修します。軒裏に出来ていた染みを補修します。
軒裏を取り除いたところ、奥の方に明かりが漏れていて、雨の侵入口が分かりました。軒裏を取り除いたところ、奥の方に明かりが漏れていて、雨の侵入口が分かりました。
雨漏りの原因である外壁の穴は下の方についていたので、土台の大部分は無事でした。穴を塞いで軒裏を作ります。雨漏りの原因である外壁の穴は下の方についていたので、土台の大部分は無事でした。穴を塞いで軒裏を作ります。

工事が完成しました!

防水工事は綺麗にできあがりました。防水工事は綺麗にできあがりました。
最終チェック時に前日の雨が残っていました。よく弾いていることが分かります。最終チェック時に前日の雨が残っていました。よく弾いていることが分かります。
雨漏りの補修をした軒裏は新しく付け直し、きれいになりました。雨漏りの補修をした軒裏は新しく付け直し、きれいになりました。
外壁部分も軒裏もきれいに仕上がっています。外壁部分も軒裏もきれいに仕上がっています。
雨戸もきれいに塗り直しました。雨戸もきれいに塗り直しました。

工程の詳細はこちら 「ただ今塗替え中!」

U様から頂いた工事の感想「お客様の声」はこちら

完成記念写真を撮らせて頂きました。 U様ありがとうございました!

U様と共通の施工事例

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施工事例データ

塗歴・時期・工期 塗装履歴:初めての外壁塗装
日程:2019年/平成31年/令和元年
10月29日~11月22日
工期:21日間以上
(休工日含む)
築年数・構造・外壁種類 築年数:20年以上
構造:木造/サイディング/2階建て
外壁の種類:窯業系サイディング(単色仕上げ)
足場・外壁・屋根・予算 足場:301㎡以上
外壁:161㎡~180㎡
屋根:141㎡~160㎡
予算:200万円以上
外壁塗料・屋根塗料・色 外壁塗料:SK化研/水性セラミシリコン
塗装色:SR-109
屋根塗料:SK化研/クールタイト
塗装色:CLR-106(グレー)
細部塗装:SK化研/クリーンマイルドシリコン
塗装箇所:雨どい・破風板・ヒサシ・基礎水切・シャッターBOX・門扉・等
その他工事 サイディングシール交換工事(コーキング交換)
ウレタン防水再施工工事

雨漏り改修工事

カーポート屋根一時撤去再設置
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